興徳寺の情報交流

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興徳寺の情報交流-住職のひとりごと

第95号(復刊第20号)平成24年春お彼岸

 「興徳寺便り」を復刊して、やっと20号になりました。年4回発行ですから、ちょうど5年です。
 これしきのことではありますが、毎回その時期が近づくと、気分が重たくなります。とくに最初のページが一苦労で、テーマ・構成・文章能力どれをとっても、自分の力の無さを思い知らされます。
全体を通してのマンネリ感も悩みの種で、結局、あまり変わり映えのしないものを今回もお届けしますが、気負わずに、これからも続けていくつもりです。とりあえずの目標は、通算100号です。

 昨年の東日本大震災は、個人的なことを別にしたら、私の62年間の人生でもっとも大きなできごととなりました。
計6回、東北に行きましたが、ともすれば忘れがちな、あの日の衝撃が、現地に身を置く事によって蘇ります。時間は経過しましたが、被災者の方々は、今なお、厳しい現実の中を生きています。 
福島の放射能汚染された村から、強制的に立ち退きを命じられ、家族もバラバラにされた人々にとって、「がんばれ!」も「絆」も、無責任な言葉に過ぎないことを知りました。

 昨年、もっとも嬉しかったことは、柚野小学校の子どもたちと一緒に木を植えたこと。これから30年経って、立派な森となり、あの子どもたちが、「これが、お父さん(お母さん)が植えた木だよ」と、その子どもに説明できる日のことを、想像しただけでワクワクします。
「YUNOどんぐりの会」の会員になってくださる方を募集しています。会費は、年3千円です。

 「一食一円・アシスト募金」の貯金箱を同封しました。興徳寺からは、皆様から寄せられた善意、2万490円を、昨年12月にお届けしました。
集められた浄財は、地域のお寺の活動や、お坊さんたちの社会活動などにも役立てられ、私も、東北への交通費の一部を援助していただきました。

【 お願い、その一】今回、檀家さんには護持会の封筒を同封しました。秋頃までに納めてください。
【お願い、その二】護持会の報告書にも書きましたが、本堂の塗装工事の寄付金、3百7万円になりました。秋まで募金を続けます。よろしくお願いいたします。
【お願い、その三】春のお彼岸の、お塔婆、一人でも多くの方がお申し込みいただけますよう、重ねてお願い申し上げます。また、4月からの「写経教室」にも、是非参加してください。

今回のイラストは、神戸の藤本清子さんでした。