山寺の
和尚さん日記

桜の終わりにキンラン咲く

今年の桜が終わりました。

開花してから寒い日が続きその分花はよく保ってくれました。

でも 青空が抜けた日はあまりなくて”富士山と桜”のコラボレーションは2~3日だったか、

興徳寺の桜は朝がオススメです。

桜の季節はどちらかというとカメラマンが圧倒的に多いのですが、最近一般の方もたくさん来てくれるようになりました。

嬉しいことです。

ミス富士山だったマユミさん、下の子の入学式の後、寄ってくれました。
母も相変わらず ”絶好調!”

仲間とともに山に広葉樹を植え始めたのが2011年、ちょうど東日本大震災の年でした。

あれから11年、樹は少しづつそして確実に成長しています。 

そして、とても嬉しい発見がありました。

”キンラン”が群生していたのです。その数約60株。

元々、日本ではありふれた和ランの一種だったそうですが

1990年代ころから急激に数を減らし、1997年絶滅危惧II類 (VU)環境省レッドリスト)として掲載されたそうです。

(Wikipedia)より。

ここのキンランもかつてここで自生していたものが、針葉樹が植えられた時に姿を消し、そして60年間地中でじっと待ってこのたび芽を出してくれたもの、と推察します。

何という生命力かと、感動!!

絶滅種となった理由のひとつが乱獲だそうです。

高山植物と同じで、山野草は自然の中でこそ美しい。 

公開することにためらいもありましたが、皆で楽しみ、そして大切に育ててゆきたい、という大きな希望とともに

発表します。

感動を共有しましょう!!

これからお盆までの期間、充実してゆきたいと思っています。

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1 件の投稿

  • エミー より:

    こんにちは
    興徳寺の桜やっぱり綺麗です♪
    写真の空が虹色になってるの初めて見ました。
    綺麗な方がおられると思ったらミス富士山の方だったんですネ!
    お母様のお元気な笑顔に何時もながら癒されています♪。
    キンランの花初めて知りました。
    沢山増えてくれるといいですねぇ~♪
    チューリップと桜、富士山の写真すごく綺麗です。
    又お忙しくなられると思いますが、お身体お気をつけてお過ごしください。