境内のご案内
境内について
◆本堂(ほんどう)
興徳寺の本堂は、現在の墓地のあたりに建てられていましたが1854年に消失。(幸いにも御尊像は助かり現在も安置されております)明治11年、1879年、48世日啓上人の代に民間人が所有していた三澤寺の七面堂(1654建立)を購入し、解体して現在地に建立されました。時を経て、52世日譲上人の代に、後ろに3間(約5,4メートル)増築、平成29年、耐震工事と内部の改修工事が施され、現在に至ります。360余年の歴史ある木造建築物です。これからも、適切に手入れをしながら、大切に保存してゆきたいと考えております。
◆庫裏(くり)
住職・家族の生活スペースと応接・来客スペース。お会式等の食事会場や通夜の親族の宿泊所として使われることもあります。築後160年を経てなお健在。日本の木造建築の優秀さを、証明してくれます。
◆安穏堂(あんのんどう)
納骨堂。本堂の斜め裏手に位置し、お墓を準備するまでの間ご遺骨をお預かりし、永代供養のご遺骨を安置し、日々回向させていただいております。内部には金色のお釈迦様の像が祀られています。
今後予想される墓地祭祀の後継者がいない家族や、将来後継者がいなくなることを不安に思う方等にも、広く対応してゆきたいと思います。
◆富士見亭
富士山を見ながら休憩していただくための東屋(あずまや)です。
ここからの富士山の眺望はすばらしく、『富士宮市指定 “富士山眺望点”』、また『環境省、富士箱根伊豆国立公園の“富士山がある風景百景”』に選定されました。
お弁当持参でどうぞ。
◆遊歩道
竹林で覆われていた裏山を整備し、遊歩道を造りました。 桜の並木道になっています。ここからの富士山と柚野の郷の眺めはすばらしく、是非歩いてみてください。
◆桜と彼岸花
推定樹齢250年のしだれ桜と富士山という絶好の撮影スポットが、写真家の間で有名になり、シーズン中は多くのカメラマンで賑わいます。富士宮市観光協会の「桜の名所」にも指定されました。現在桜の木の老齢化に伴い、手入れとともに新しい桜の植樹を積極的に進めております。
また秋の彼岸花も、境内地を真っ赤に覆いつくすような景観が見事で、シーズン中は多くの見物客で賑わいます。もともと自生していたものですが、横浜から移り住んで来られた市川建男さんが自ら申し出、無償で10年間コツコツと植え続けてくれた結果です。推定3万株。
どちらもシーズン中は車を下の第2車場に停め、ゆっくりと楽しんでください。
◆ピザ窯
令和3年、境内の東南端にピザ窯を造りました。内径90cmの本格的ドーム型です。
楽しい活用を考えています。
墓地のご案内
富士山を望む絶好のロケーションにゆったりと区画割されています。夕方の「赤富士」は見事です。
●1区画:1.5mx1.5m 費用:20万円
●1区画:2.0mx2.0m 費用:25万円
随時、お申し込みを受け付けております。
永代供養のご案内
“安穏堂”にて永代供養のお骨をお預かりいたします。
全骨をお預かりし17回忌で 堂内の土に還します(合祀)
費用は30万円です。
その他、諸事情のある方、引き取り手のない御遺骨等、相談に応じます。