梅雨入りしたのに 雨が降らない、いわゆる 空梅雨(からっつゆ)が続いています。
朝の食事の支度をしながら TVを聴いていたら、OECD(経済協力開発機構)発表の世界の36か国の幸福度ランキング・・・ という話題になり、 あわてて 手元のボードにメモをとりました。
GDP(国内総生産)にかわって、住居、収入、雇用、安全、健康、教育などを調査し指標化した結果、 総合1位はオーストラリア、以下2位にスウェーデン、3位カナダで、日本は21位だったそうです。
日本は 安全・教育などでは 1位、2位、収入は6位を獲得していますが、雇用率では15位でした。
ですが 何よりも ランクを下げているのが ワークライフバランス、つまり仕事と生活の調和という点で、 34位、つまり仕事時間が長過ぎる、ということらしい・・・
ここに示された数字に関しては 私も納得できるのですが 幸福感は 多分に主観に左右されるものなので 仕事時間が短い=幸せ という 考え方については疑問です。
仕事そのものが 好き ということが とても大事だし、 仕事時間が短くて 十分な収入が得られたとして さて余った時間をどう使うか?も 大切なこと。
メルボルン(世界で一番住みやすい街だとか)に住む長男は、年末~年始の2週間を 妻とキャンプで過ごすことを恒例としています。 それ以外にも いつも旅行をしています。 今年は ストックホルムに住む 妻の従弟の結婚式に出席して、ヨーロッパを2週間、 査証の書き換えのため ブラジルに2週間、の予定だそうです。
いくら自営業とはいえ これが 許される国って 確かに イイ国なのでしょう。 (日本では 発想することすら ためらわれるような・・・)
彼らの暮らしはきわめて質素です。
自転車で 職場に通っているし
家だって貸家です。
それでいて 女房と二人で
2週間もキャンプで過ごすことを
シアワセと感じる。
かなりの仕事量をこなしながら
毎年1回以上
外国旅行をする。
本当に よく遊ぶ、
けど いい生き方 しているな~
と 思えます。
私自身が 何の教育をしたわけではない、
ただ子どもたちを外国で育てたことは 正解だった、と思えます。
ヤリタイ! と心が動くことは まずはやってみる、
それが 幸福度upにつながるのではないでしょうか。
そんなわけで 明日からの4日間、 北海道に行ってきます。
私が 18歳の時 過ごした 根室の近くの牧場を訪ねて来ます。 実に 45年ぶりのことです。
北海道から戻って 翌日からの3日間 (6/14~6/16) 私が 所属する 書道教室の 展覧会です。
私以外に 男の生徒さんが一人、 他は 平均年齢60数歳のオネエサマたちですが 「書」に賭ける情熱に いつも圧倒されます。
お近くの方、是非 お出かけください。
富士山が ちょこっとだけ 見えました。