昨年秋のことですがある雑誌の取材を受けました。
私が毎年登詣している七面山のことを書いたブログ記事が目にとまったようです。
東京からカメラマン同行で来られたことに敬意を表し、またその女性編集者さんがステキな方で午後の時間をほぼいっぱい使ってあれこれお話しさせて頂きました。
後から送られてきたその雑誌の新年号のテーマが『初心一生』で、巻頭の見開き4ぺ-ジを使って私の記事が掲載されていました。取り留めのない話をよくもコンパクトにまとめてくださったものと、プロの業に改めて感服いたしました。
(佼成出版社『やくしん』)
今年も『七面山』に行って来ました。
朝4時に寺を出て、登山口に6時、2時間ほど歩いたところでこの看板に出会います。
『何度でも初心に戻れる七面山』
(この看板もずいぶん壊れてきた、ピンクリボンは修理予定という意味かな?)
「そうだ、自分は誕生日を心新たな日とするべくこの山に登るんだ」と思うのです。
この山に登り始めた時は55才、僧侶になったみずみずしい気持ちの頃、
そして今73才、あの時のあの気持ちを忘れない、
僧侶としての修行が許可された日、千葉県清澄寺の旭が森から上る太陽を見ながらお題目を唱え、涙したあの瞬間のことを思いだします。
毎日、隼斗を連れて 散歩や山登りを続けている甲斐あってか、3時間50分で登ることができました。
⇧ 日本一!(だと思う)柚野山からの「初日の出」
毎月1回以上のブログ更新を心掛けて来たのに、とうとう先月はできませんでした。
お寺ですから“葬儀”等予想できないことも多々あり予定も狂うこともありますが、今回に関してはそうことでもなく、ただ色んなことが重なったとしか言いようもない。
(私の家族全員)
年末から滞在していたオーストラリアの長男家族が1月17日に帰国したのですが、それまでは何となく落ち着かない日々であったような・・・
(4年前1才だった孫も女の子らしく成長した↓)
隼斗の親が、面会に来てくれた。
(左から母親、隼斗、祖母、祖母の姉)
「隼斗」の散歩は毎日夕方1~1.5時間、朝は泰潤が同じように・・・
ひとまわりたくましくなりました。
『寒行』
1月20日から恒例の寒行が始まり、毎晩夜の道を歩きました。
私が日本に戻った18年前から始まりその時から参加させてもらっています。
何もわからず先輩僧侶の後をついて行ったのですが、満月と富士山と前行く僧侶のゆらゆら揺れる編み笠がお題目とともに闇に溶け込んだシーンに感動したことをいつも思い出します。
コロナになってから僧侶だけで歩いていましたが、今年より一般参加を受け付けたところ、毎晩10~20名の参加があり、5名が皆勤賞でした。
えらいもんだ!と思います。
(皆勤賞の5名)
私のとっての『初心一生』
毎朝 お勤めの最後に礼盤(らいはん=導師の座る高い座)より降りて掌を合わせ「きょう一日が良い日でありますように!」と唱える・・・
あの一瞬、
今日という日をしっかり生き、そしてスナオに感動し、スナオに感謝すること、だと思います。
そろそろ彼岸の準備、
そして『花まつり』の準備、 4月1日(土)3年ぶりにイベントとして復帰します。
2 件の投稿
こんばんわ!
ブログ更新されてないので心配していました。
多分お忙しくされてる事とは思っておりましたが~良かったです♪
出販社の依頼で記事を書くなんて凄いです!流石ご住職様です!
心に響く記事ですから私も本買いたいと思い書店に行きましたが
無かったので出販社に電話して送って貰います♪
届くの楽しみです♪
隼と君家族と会えて良かったです。久しぶりで解ったかな?
寒行で女性の方が皆勤賞沢山取られビックリです!
3年ぶりの花まつり皆様楽しみにされてると思います。
大変だと思いますが頑張って下さい。
こんばんわ!
ブログ更新されてないのでちょつと心配していました。
多分お忙しくされてるとは思ってましたが・・・
出版会社からの記事の依頼凄いです!
私も欲しくなって書店に行きましたが無かったので会社から
送って貰う事にしました。届くの楽しみです♪
お孫さん美男美女ですね♪ ご住職様すっかりおじいちゃん
ですネ♪
隼斗君逞しくなって家族との久しぶりの対面喜こんだ事でしょう
寒行で皆勤賞の方が女性が多くてびっくりしました!
3年ぶりの花まつり皆様楽しみにされてると思います。
ご住職様大変だと思いますが頑張って下さい!
今回も綺麗な富士山の写真ありがとうございました♪