山寺の
和尚さん日記

雨のち曇り、そして晴れ

「花まつり」 無事終了いたしました。
イベントが近づくと 晴天のお計らいをいただけますように・・・ と祈願をします。

週間天気予報が 発表され、
ナント 前日の土曜日=雨、そして 当日も=雨・・・
祈願にも 熱が入ります。  
されど雨マークは消えず、 日が近づくにつれ 
なんとナント 春の嵐の予報。
気の弱い私は ため息ついたり、 いらだってみたり・・・
 
それでも 最悪を予想して 
本堂と庫裏を使っての イベントのシュミレーションを組み、
小雨なら 外で実施するべく 大型テントをいくつか 調達したりと、 
考えうる 万全の準備をいたしました。
曇りのち雨 の予報が 雨のち曇り に変わり かすかな期待、
前日は 午後から降り始め  夜半は ドシャ振り、
ですが 明け方 雨が止み ナント 青空が!


 
嬉しかった、 本当に 嬉しかったです。
『第6回 興徳寺 花まつり』


法要の前に 太鼓の叩き方を指導

《書のパフォーマンス》

書家、木村花鴨先生(檀家さん)。
本堂の前より 書き始め、階段を一気に 50m書き下ろします。

  

今年は 「花」
”春のうららの 墨田川~” でした。



上品・格調・お祭り騒ぎ というキーワードを 
Mix してみたら 琴と尺八~クラリネット~ハワイアン・・ となった・・・? 

  

劇団 「うふふ」 今年の演目は 日本昔話より 『猿地蔵』
正直なお爺さんが 畑で昼寝をしていたら 猿どもが お地蔵さんと間違えて 川向うの いいところに運び お供え物をた~くさん、

それを聞いた 
隣の欲たかり爺さん、
寝たふりをしていたら
やっぱり猿どもが
現れて かついで 
川を渡って行った
「さ~るの おケツは濡らすども
地蔵のおケツは 濡らすでねーど
よいやさ よいやさ~」

爺さん 必死で 
笑いをこらえて
いたけど
とうとうガマンできなくなって
笑い出して しまった・・・


 
福岡より フォーク・デユオ 「ハル」

今から 20年以上も前
サンパウロで 知り合い
以来の お付き合いです
興徳寺を
実家と思ってくれている
貴重な友人

前もってお願いし
皆で一緒に 歌を
曲は
「仰げば尊し」
それぞれの胸に残る
卒業式を・・・
ちょっとシンミリした後に 打って変わって 曲は 「ラ・バンバ」
会場は 一気にはじけて 大盛り上がり!



この のせ方、
さすが プロ!
これをもって 今年の「花まつり」 すべて終了です。


スタッフの 皆様、 本当に おつかれさま。 そして ありがとうございました。


夕刻には 富士山も くっきりと 顔を出してくれました。


スタッフ全員が お天気のことを心配し、 そして 祈ってくれました。
晴天のお計らいをいただけた、ということは 
まさに その 思いが 強いパワーとなって届いた、ということ。 
感謝!です。 
そして・・・ すばらしき仲間と 喜びを共有できたことに・・・
感謝!です。
(今回の写真は ミキオちゃんこと 高瀬幹雄さんと 富士市のアマチュア写真家 加藤年一さんに 提供していただきました)