6月、お寺のまわりの草がグングン伸びる季節です。
5月の半ばから草刈りを始めて年内に3~4回、暑さと草との闘いを毎年繰り返しています。
草刈り機は3種類持っています。
肩で支える一般的なものと、背中に背負うものと、耕運機のように押しながら刈っていくもの、用途によって使い分けます。
草の中で一番厄介なのはススキで放っておくと背丈を越えます。
(before)
(after)
ススキは1週間で15~20cmも伸びるので、コマメに刈る事が望ましいのですがなかなか手がまわりません。
そんな中・・・
『興徳寺をきれいにする日』
毎年6月と7月に檀家さんが内外のお掃除してくれるようになって10数年、できる仕事をやってくださいとお願いしているのですが20人以上の方が草刈り機を持参で集まってくれ本当に助かります。
本堂の中も・・・
内外がスッキリと美しくなりました。
作業の後は「カキ氷」です。
30名以上の方が参加してくださいました。 本当にありがとうございました。
鹿のこと
奈良公園で鹿に餌をあげて「かわいい~」などと言ったこともあったけど、興徳寺の庭にも鹿が出てくるようになりました。 何もかわいくありません。 なぜなら大切な百合の花の芽をほとんど食べてしまったからです。
初夏の彩(いろどり)として「百合」の球根を植え続けてきたのですが今年はほとんどが鹿に花芽をかじられてしまいました。
↓ほとんどがこのような状態です。
しかもこの場所、番犬?隼斗(甲斐犬)の小屋の目と鼻の先、
(写真で見える)レンガのふちに沿って植えていたものです
甲斐犬はもともと狩猟犬なので野生動物に対しては攻撃的な本能を持っている動物だと思っていましたが、どうも誰かに似て人(犬)がいいのか、来るもの拒まず、すべてお友達と認識しているみたい・・・
一度、泰潤が本堂前で鹿に遭遇し隼斗を連れて行ったら、吠えもしなかった・・・とあきれ顔、
朝は泰潤が、夕方は私がそれぞれ1時間以上欠かさず散歩するのでストレスは何もないみたい、今は水浴びが好きです。
寺庭婦人(じていふじん)
「お寺の嫁っ子が草取りしてたよ~」と近所のおばさまたちの話題になるほど、若い嫁さんが草取りをすることが珍しいことのよう・・・こちらから言ったことではありませんがよくやってくれてます。
お寺の奥さんのことを「寺庭婦人」と呼びます。 お寺なので家庭ではなく寺庭というのだそうです。
以前、日蓮宗の寺庭婦人に対するアンケートで「寺庭婦人」という言葉からなにを連想されますか?という質問に対して、お寺の庭で草取りをしている奥さんのこと、との回答があって思わず笑ってしまいましたが、私の母もそして父もそしてその先代住職もいつも庭で草取りしてたな~と思いだします。
私も死ぬまで草刈り・草取りをしていこうと思います。
⇧やっと雨が降ったので カメラ片手に外に出てみました。
このお寺にも『御首題帳』(日蓮宗では御朱印帳のことをこう呼びます)持参の方が時々訪問されるようになりました。
それで「かめたん」さんという消しゴムスタンプのプロからスタンプを購入して月替わりで提供するように。
「かめたん」さんはこの10年間、毎日1個の新しいスタンプを製作しておられるそうです。まるで修行僧のような方だと勝手な想像を。
4月から6月がもっとも時間の取れる時なのに今年もバタバタと過ぎ去ってしまいました。
新たな気持ちで、お盆~川施餓鬼~秋の彼岸~お会式~団参(団体旅行)~暮れ~正月、までを乗り切ります。
2 件の投稿
私も草取り手伝います!!これからお寺さんはお忙しくなるようですね。ご縁があればまた御首題お願いします。それから隼斗の散歩に1時間も!だから体力があるのですね!!私も負けてられません!
こんにちわ!
草取り毎年の事ながら大変ですネ!
お手伝いに来て下さる方々ももうプロ級の方々がされてるように見えます(^^♪凄いです!ご住職様のご人徳です
お嫁様も本当に良い方でこれからも安心ですネ
隼人くん優しいのはいいですが鹿に厳しくなって欲しいですネ!
やっぱり飼い主さんに似るのでしょうか?
御朱印帳のスタンプ素敵です♪
これから又お忙しくなられると思いますがお元気でお過ごしください。