8月16日は恒例の「川施餓鬼」でした。
今ごろそれを書くのも恥ずかしいのですが、あれからずっとナンダカンダの連続で・・・
因みに5月に8件のお葬式が発生しテンテコマイしましたが、6・7・8月は1件もありませんでした。それで忙しいのだから何してんだ?ってとこですよね~
「川施餓鬼」川で亡くなった方の霊を慰めるためのタイマツ行列ですが、私が子どもの頃、あるいは村の長老たちが子どもの頃から続いている伝統行事です。
ブラジルから戻った19年前、この行事が続いていることに感動し、子どもたちを集めての1日イベントにし、多い年は120人の子どもの参加があったのですが、コロナ禍、規模を縮小して「伝統の灯」だけは絶やさないできました。
3年間の自粛が明けたのですが、私も含めてスタッフたちがそれなりに歳を重ね、炎天下、子どもと一緒に行動をともにする気力が消えてしまいました。
繋がっていたものが一旦途切れるということは、勢いが切れるという事でもあると思います。
前置きが長くなりましたが・・・
『施餓鬼法要』
餓鬼の世界で苦しむ霊にお経と食べ物を施す法要、併せて参詣者の先祖の霊を弔う。
「散華(さんげ)」花ビラを空中に散らす
今年は、新盆の方の関係者に呼びかけたところ、たくさんのご参列をいただきその方たちにも「タイマツ行列」に参加してもらいました。
『川施餓鬼』
タイマツ行列は雨が降ったらできません。ですが私の記憶の中で中止になったこともありません。
週間天気予報も最終的なことはわからないので、あまり気にしないようにしています。
この日も台風の影響で終日雨マークでしたが・・ちょうどその時間だけ雨が止んでくれました。
施餓鬼法要の灯を頂いて、点火~出発
芝川に到着
川に向かって「焼香」
↓特製の『香炉』
今年も「伝統の灯」を護る事ができたこと、何よりでした。
彼岸花情報
白い彼岸花が咲き始め、8月26日に最初の赤い彼岸花が咲きました。
ほば例年並み、見ごろは9月20日頃から月末と予想します。
お出かけください。
1 件の投稿
川施餓鬼法要お疲れ様でした。
伝統行事を続けて行くのは大変な事だと思います。
ご住職様のような方がおられるので地元の方も幸せだと思います。
特に子供たちは中々出来ない体験をさせてもらって喜んでいると思います♪
彼岸花綺麗です♪ 白は珍しいですものネ|
少し先が楽しみですね♪
富士山のステキな写真ありがとうございました。
まだまだ暑いですがお身体ご自愛下さい。