山寺の
和尚さん日記

劇団 うふふ

お盆が 終わって ゆっくりする間もなく お彼岸の準備、 
7月~9月までの3ケ月が 私にとって 1年で もっとも過酷な(?) 期間です。 今年は とくに お葬式が あったり、その他もろもろ(?)もあったりで・・・ と ブログが空いてしまった 言い訳を 軽く流して、そのモロモロのひとつを・・・
今から5年前、興徳寺で「花まつり」を という 何となくの思いつきに 集まってくれた かつての演劇少女(?)、
今は ちょっとアヤシイフンイキの 3人の美女
 
そのたくましいパワーとエネルギーに 支えられて 「花まつり」のイベントが 続いてきました。
そんな中で ごく自然に発生した 身内の演劇グループ、 その名も 「劇団うふふ」 
冗談みたい名前だけれど 反対する 理由もなく そのまま定着 ~ 今では 愛着!
その劇団の 十八番、 大型人形劇 「三枚のお札」を 富士市の 学童保育 「今泉児童クラブ」で 公演してきました。
これは 4年前の 「花まつり」のスナップ


 桜の木の下の特設ステージ
 カラフルな 人形の色と 淡い桜色が 
 よくマッチしています。
 人形は すべて メンバー フミエさんの 
 手によるもの。
学童クラブでは 子どもたちが 勉強(夏休みの宿題?)のまっ最中、 ソ~ッと 舞台を組み立て、 人形を 裏に隠す。

いよいよ 本番!
通常は 7人で演じますが 平日で メンバーの都合がつかず 私を入れて 5人、 何役もかけもちで こうなると 例え お葬式があっても 休むわけにはいきません。  (モチロン 写真を撮っているような 暇もありません)
無事 終了して、
「誰か お人形さんに触ってみたい人~?」

  
  「はい」
  「は~い」 
  「ハイッ」

和尚さんの 人形、
壊された・・・
「ろくろッ首の 和尚さん、 
オバケ屋敷に 売ります」


  握手をしたり
  触ったり・・・・



             これが 今回のメンバーです。
私自身は 日頃 お年寄りのところへ 講演等で 伺うことがありますが 子どもだけ、というのは 初めての体験でした。
とにかく スナオ、 反応がストレート、
メンバーの自己紹介の時、 「本物の坊さんです」 と言って 頭のバンダナを 外したところ・・・
「髪の毛の ない 頭って 初めて見た~」 「ちょっと 触ってイイですか~」 と エライモテヨウ でした・・・
私の父が 目指した坊さんは 「良寛和尚」、 改めて思い出し、 私も そうなりたい、 と思いました。


      暑さは続いていますが 渡る風に ちょっと 秋の気配
* 本堂の 塗装工事が 始まりました。 
 

しばらく ご迷惑を おかけしますが
9月22日の 彼岸会には 足場も解体され
美しい本堂を お見せできると思います。