山寺の
和尚さん日記

ブラジルのアイちゃん

ブラジルのアイちゃん、こと 矢崎愛さんと ご亭主の 草村芳哉(ヨシヤ)さんが 来て一泊してくれました。 ブラジル時代の友人で 5年ぶりの再会。 前回は 新婚早々 妻の墓参に訪ねてくれたのですが、今回は 奈菜(なな)ちゃんという カワイイ女の子が加わりました。

「富士山静岡空港」 初めて行きました。 
 家から 車で 1時間半、でした。 
 飛行機が一機、泊まっていました。 
 経営は厳しいだろうナ と思いました。

アイちゃんは ジャズのピアニスト、18才で単身ブラジルに渡り、大変な努力と苦労を積み重ねて、音楽の激戦地サンパウロでプロのミュージシャンとして活躍しています。
私が最後に観た彼女のステージは、サンパウロの JAZZ CLUB,
鍛え抜かれた 細い両腕から繰り出されるサウンドは パワフルにして繊細、ベテランのミュージシャンを率いてリードする様は 貫禄すら感じさせ 思わず うなってしまいました。
 
あれから7年、今の彼女に 貫禄などと言う言葉すら、似合わないのかもしれません。

今回の訪日では 出身地の新潟、そして東京、沖縄で ライブコンサートが行われました。
ブラジルから同行した ビブラフォン奏者と 夫ヨシヤ君のSAX 、それに日本のミュージシャンの競演で ブラジル音楽、 私は 行けませんでしたが 大好評であったそう・・・




彼女がデビューした頃は 私はまるで父親のような心境で ハラハラドキドキしながら ステージを見守ったものです。 
見事に成長してくれて 本当に嬉しい。
   
ナナちゃん 2歳
久しぶりの再会で 話は尽きません。
日本とブラジルの違い、という話題になって・・・ 
レストランで ブラジルの子どもは、自分の食べたいものを自分で言うが、日本の子は お母さんがアドバイスするから始まり、日本では 赤信号は必ず停まれ、だが ブラジルでは 停まるかどうかは 本人が判断する、等々・・・ 
(夜中に 赤信号で停まろうものなら ピストル強盗に襲われる、という国なのです)
ヨシヤ君は小学校4年生で 家族でブラジルに移住した いわゆる準2世ですが、着いたときからずっとブラジルが好き、だそう・・・ もちろん アイちゃんも・・・

 ママになった アイちゃん、 とってもシアワセそう・・・
 よかった、ヨカッタ・・・

生活環境の厳しさは 日本の比ではないけれど、 人間臭い、というか 生きている、って実感があるかな~
私自身は きっぱりと未練は断ち切りました。 
でも ブラジルが とっても好き、です。



*お知らせ と お願い
11月30日、 「YUNOどんぐりの会」では 柚野小学校の児童 80名と一緒に 木を植えます。 
子どもたちに 安全な作業をしてもらうために、ひとりでも多くの お手伝いが欲しい です。 
興味のある方、都合のつく方、朝8時に 興徳寺に集合してください。