山寺の
和尚さん日記

春のお檀家さん廻り

1日から お彼岸の  「お経廻り開始」 
初日は 終日雨でしたが メゲズに バイクで廻りました。
本日は 3日目ですが とっても寒い一日でした。 
「三寒四温」 こうやって 本格的な 春を迎えるのですネ、

さて この時期は 朝7時に家を出て 夜6時ごろ帰宅、 夕食の片付けを終えたら 塔婆書き、
・・・1日、5本がノルマです。
それに加えて 書道教室の 展覧会が 今月18日より 富士宮市民文化会館で開催され その作品提出の締め切りが 迫っています(今週中)
さらにさらに 身の程知らずというか 何というか おだてられて 「毎日書道展」に 応募することを決め、その作品制作もあります。 ・・・天下の「毎日書道展」といえど 応募するだけは 誰でもできます。
TVなども ほとんど観ることもなく 世間で何が起こっているのかも よく解らないような 毎日ですが・・・
そんな中で 実は 「接骨医」に 通っているのです。
――― 10日ほど前、 右膝に痛みを感じ 正座が苦痛になってきて、 それでも ガマンして 座り続けていたら
、歩くにも ビッコを引くようになりました。
仲良しのお坊さんに紹介され 接骨医 を訪ねたところ、 膝が 炎症をおこして 水がたまっている状態、との診断、 電気~針~超音波 等の治療を毎日受けています(夜8時まで 開院しているので 何とか 通院できます)。
そのムカシ、19歳の時でしたが 現場実習で 大火傷を負い 4ケ月間入院したことがあります。 特にひどかったのが 右足で 太もも~足首まで を負傷して 3ケ月は ベッドから降りることもできませんでした。 ようやく許可がでて 立とうとしたら ナント、 足が負傷時のまま くの字に 固まってしまって 動かない、 医者もそのことにまったく注意を払っていなかったし 私も気にもしてなかったのです。 
その後のリハビリで まっすぐにはなったのですが 深く曲げることができないままで また特に それで 困る事もなく 過ごしてしまいました。 
正座は やはり 全体重をかけて曲げるわけですから 負担が大きかったのかな? とも思います。 
エエカッコシィ の私は「正座ができなくなったら 坊さんを辞める」などと公言して、その時期を80歳くらいと想定していたのですが まさか61歳で こんなことになろうとは・・・ 
訂正します。
カッコワルクテモ イイ! 精一杯の努力をしながら 坊さんを続けます。




そんな訳で 正座用の 補助具を使ったり、 爪先立ちで支えたり と工夫しながら 何とか しのいでおります。



膝が痛くて 正座ができない おばあさんたちの気持ちも 解るようになりました。
新たな修行!
すべては 必然として 起こった と受け入れます。