山寺の
和尚さん日記

興徳寺便り

「興徳寺便り88号(復刊13号)」を発行しました。檀家さん向けの「寺報」といったものです。
昭和50年、先代住職である私の父親が発刊し、平成10年、75号まで続けたものを、3年前に復刊させました。以来、年4回発行しています。  A3両面(A4x4ページ)で、1ページ目が法話=今の私が理解する仏さまの教えをできるだけ解りやすい言葉で伝えたいという、いわば私からのメッセージ。2ページは予定とトピックス。3ページは興徳寺のニュース。最後のページは「住職のひとりごと」というタイトルで、所感を書いています。
問題は1ページ目で、いわばこの便りの目玉というべきところですが いつもいつも 苦労してます。 ①私が感動し、かつ解りやすい詩を紹介する ②その詩から導き出して、ほとけ様の教えを伝える ③その内容に合わせた写真を 友人の写真家、ミキオちゃんこと高瀬幹雄氏に依頼する ④ 限られた枠の中で文章をはめこむ。 マ、こんなことですが、それぞれのプロセスがそれぞれに大変。毎回ギリギリになって頼むので、ミキオちゃんだって困ってしまうはず・・・ゴメン! 
今回は 小林育子さんの 「ピンチの時のお願い」 という詩をとりあげさせていただきました。 今、ピンチの状況にある人に対し、僧侶として具体的に何をさせていただけるか? 謙虚に真摯に取り組んでいきたいテーマであります。 ホームページでも「紙上法話」として 間もなく掲載されますので、読まれた方はまた感想をお寄せください。
ところでこのホームページで、「紙上法話」を掲載して気がついたこと。それは限られた紙面上で、レイアウトも配慮しながら、きっちりと埋め込んだ文章は、まだそれなりの緊張感もあって、総合的なまとまりもみえるけど、この横書きの枠もないページに放り投げたとたんに 拙さが丸見え。 特に、「便り」の方は対象がどちらかといえばおばあさんなので、それなりの意識で書いているのだけれど、こちらの方は当然ながら若者も多く、そこでも違和感を感じてしまうのでしょうか?
ホームページ公開で、もうひとつの問題。例えば、82号と85号で掲載した詩は、著作権の問題が発生し、もし掲載するなら毎月5千円くらいを著作権協会に払い続けなければならないとのこと、もちろん掲載をやめましたが、文意はますます伝わりにくくなりました。
インターネットは大変便利なツールではありますが、自分はやはり紙がいいな、と思います。 近頃話題になっている「アイパッド」にも、今のところ興味はもてません。

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