山寺の
和尚さん日記

ひまわり

暑い日が続いていますが 朝の空気や 渡る風に 何となく秋の訪れを感じます。
『川施餓鬼』から もう10日が 過ぎました。
興徳寺のイベントとしては 春の「花まつり」の方が 規模的には 大きいのですが スタッフにかかるウエイトは 暑さも加わって こちらの方がよほど大変です。 私自身は 参加者のリスト作成~班編成~名札作り等の準備に ギリギリまで追われました。
当日は カメラを持つ意欲もありませんでしたが すべてが終わって 全員が帰った後、この写真を撮りました。



           石段に 150基の竹灯篭がひっそりと・・・ とても美しい、 
『川施餓鬼』の片付けが終わって、すぐに 『興徳寺便り』に取り掛かり、日曜日に 妹たちに手伝ってもらって 封筒に入れました。
全部で300部、その半分を郵送し 残りはバイクで配達します。 郵送費80円x150通=12000円分の仕事に ほぼ一日かかりますが カメラ片手の気楽なオシゴトでもあります。
以下、すべて 昨日の成果です。





カメラに クローズアップ用のレンズを取り付けて
気にいった場所があれば 道端にバイクを停めて
撮影します。
この 「ひまわり」は檀家さんの入り口の 道路脇に咲いていたのですが
道に寝っ転がって シャッターを切っていたところ
檀家さんが駆けつけてきて・・・
「ダッ、ダイジョウブですか~!!!」
カメラアングルを変えるために 道路でゴロゴロ転がっている私が
遠くからは
苦しんで のたうちまわっている姿、
に 見えたらしい。
「な~んだ、写真ですか~」
と拍子抜けの様子。
一時的にせよ ご心配おかけしまして 申し訳ありませんでした。


「ひまわり」といえば 友人の 恭子さんが 私のブログを読んで 妻が ひまわりが好きだったことを知り、
この絵をプレゼントしてくれました。
洋画家 多田祐子さんの作品です。 ニューヨークに常設画廊を持ち、ヨーロッパでも活躍されている多田さんの作品は ほとんどが抽象画で これは珍しい。 かなり大きなもので 怖いので値段は聞きませんでした。

多田さんの 講演を聴かせていただいたことがあります。

「絵を描くって 自分がいかにシアワセでいられるか、の証し・・・」 
「野原や 砂漠に置いたときに ルビーのように輝く絵を描きたい」
「みなさんから 助けられ 育てられている人生です」

豊かで 輝いている ステキな女性でありました。


9月1日から お此岸のお経廻りが スタートします。 残り3日間で 効率よく 今までの片付けと これからの準備をしたいです。
でも 明日は 身延山に行ってきます。