8月16日、恒例の『施餓鬼法要~川施餓鬼』が行なわれました。
昨年もそうでしたが台風直撃の予想もありスタッフさんはヤキモキしていたそうですが、無事開催できました。
スタッフさんたち⇧
施餓鬼法要
「お施餓鬼」と呼ばれます。
⇧「施餓鬼檀(せがきだん)」を作り食べ物・飲み物を餓鬼界(がきかい)の精霊に。
(ここで供養されたものはすべて水向(すいこう供養されます。
こちらの棚は有志の方たちより供養されたもの、すべてを参加者で分けてお持ちかえりしてもらいます。
法要
↓は法要のハイライト「切散華(きりさんげ)=花びらを撒く」~「行道(ぎょうどう)=施餓鬼檀をお経を唱えながら廻り、幡と水と香を手向ける
全員でお経とお題目を唱え~お焼香、50数名の方が参加してくれました。
法話 「餓鬼」について子どもに分かるようなお話しを。
点火式 法要の灯を頂いてタイマツに点火します。
地元の小学校4年生、川手仁華(にいな)さん
タイマツ行列
法要中は雨もぱらつくような空模様でしたが、出発のころは富士山もお目見え
⇧⇩松永沙織さんの作品です
⇧高瀬幹雄さんの作品です
お焚き上げ タイマツは芝川河畔で卒塔婆と共にお焚き上げします。私が子どもの頃は橋の上から川に投げ込んでいましたがさすがにそれはできず今はこの形。
祈り 川で亡くなられた精霊、当地に纏わる有縁無縁の精霊、そして餓鬼界の精霊に香を手向け、回向します。
興徳寺へ 戻ってきて、無事終了のご挨拶。 ありがとうございました。
供養の品を分けて参加者にお持ち帰りいただいて解散となります。(写真は舞台裏?)
皆さま、おつかれさまでした。
水向供養
翌日、すべてのお供え物をミキサーで粉砕し、竹・木・紙を燃やした灰とともに川に流して供養します。
お酒もすべて捧げます。(ちょっともったいない?)
私が子どもの頃、そのずっと前から続いている『川施餓鬼」 今年も「伝統の灯」を無事燃やすことが出来た事、何よりでした。
(以上、写真提供は高瀬幹雄さんと嫁っ子の沙織でした)
明後日から9月、秋のお彼岸のお経廻りが始まります。
彼岸花の開花はまったく予想できません。 例年8月末にちらほら咲き始めるのですが今年はまだ蕾も見えません。
月末~月明けは毎年彼岸花の咲く広大な区域の草刈りに追われるのですが、雨が続いていてなかなかはかどりません。
開花予想、何とも言えませんが9月20日ころから月末、もしかすると10月初めまで見ごろかもしれません。
蕾が出始めたところでこのブログで発表します。