今年の桜は開花こそ少し遅れたものの、その後一気に温かくなって3月末に満開状態。ところがその後寒波が押し寄せて結構遅くまで花が保ってくれたのは幸いでした。

裏山に桜を植え始めて15年、ようやく遠くからも目立つようになりました。
(↑画面右側の逆くの字の部分にも同じように桜を植えたのですが、鹿にやられたことと、草刈り時に誤って伐ってしまったりでほとんど消滅、1昨年200本ほどの桜を補植しました。これから15年後が楽しみです。


↓下の3点は山梨県南部町在住の写真家・渡辺英基さんがドローンで撮影してくれた作品です。


渡辺さんとは初めてお会いしましたが、とっても気さくなイイ方でプリントした写真を頂いたうえで図々しくもデータも頂いてしまい、掲載許可も・・・ 作品はもとよりお人柄にも感動しました。
ここからは再び私の撮ったもの、
この辺りも15年前に植えたところですが、ほとんど訪れる人もない「桜の園」です。
シート敷いて「お花見」を楽しむにいいかなと・・・



居合わせたカメラマンに「真ん中の電柱、ジャマだね?」と言ったら「いや、あれはあれで日本的画面だからいいんです」と言われました。
今年の桜も終わりました。
一部のカメランのマナーの悪さも相変わらずで花壇に入り込んだ方に注意したら「スミマセン、せめて1枚だけ撮らせてください」と言われました。【立ち入り禁止】の看板など野暮なことはしたくないので赤レンガできれいな柵をめぐらしたのにです・・・

お仲間と花見を楽しんだり、愛犬とブラリと散歩したり、そんな風に楽しんでいただけたらと思います。
『第18回花まつり』
4月第1日曜日に「花まつり」を開催し18年、この時期の天候の常として雨予報も多々あったのですが、その予想を覆し好天を得、何とか実施してきたのです。「さすがですね~」などと言われ、もしかして自分もちょっとだけ大した者かも?などと思ったりもしたのですが、今回は予想通りでした。大した者でもなんでもなかったです。
前日から雨の想定で準備を進め、大型テント3張りを外に用意し、基本的なプログラムは本堂内で行いました。

「法要」の後の「法話」、プロジェクターを使っての紙芝居、「はる」の伴奏つきです。

ショーの始まりは、福岡から「はる」
ソロ活動2年目、新しきことにもチャレンジしながらさわやかで軽快なサウンドを今年も。
トークも上手になりました。


泰潤とフルート2重奏、ブラジルの「ショーロ」という音楽を・・・

泰潤はいろんな楽器に興味を持ちますが、今はフルートのレッスンに通っています。

和楽アンサンブル 「音和」、尺八・寺田尚風さんと箏・寺田雅美さんグループの力強く艶やかな音が響きました。
「書のパフォーマンス」
書家・木村華暢さんの見せ場、雨も止んで予定通りに。本来は石段に敷いた50mの紙に書き下ろすのですが、今回は雨上がり後の準備が間に合わず、それでも25mです。 立派!!


・・・本当は このパフォーマンスの前に劇団「うふふ」の公演があったのですがカメラマンのミキオちゃんもキャストの一員で・・・写真がありません。
スタッフの発案でいったんお客様には立っていただいて舞台を本堂に入り口側に移し、向きを変えて座りなおして観賞してもらいました。法要でお坊さんたちが座る場所も客席にし隙間を埋め尽くした状況での上演、舞台と客席がひとつになってとてもよい時間と空間を共有することができました。

スタッフの打ち上げ。
雨は雨で受け入れて、その中でできる最大限をそれぞれが発揮して、終わってみれば誰もが素晴らしい笑顔でお互いを称え合って・・・
終わるころには太陽も顔を出してくれたこと、何ともさわやかなフィナーレでした。
「もう怖いものなしだね~」なんて、
すばらしき仲間に恵まれたことに心より感謝!!
雨でもたくさんの方が来てくださったこと、ろくにご挨拶もできず失礼してしまいましたが、本当にありがとうございました。


*今年はタケノコの裏年(1年おきに来る不作の年)なのでそもそも期待はしていなかったのですが、そのわずかな量がイノシシに根こそぎ掘られ、さらにそこをクリアしたものはシカに穂先をついばまれ、ほぼ壊滅状態でした。
隣の竹林が電気防護柵を設置しました。こちらも対策を考えないと・・・
**お知らせするかどうかちょっと迷いましたが・・・泰潤が離婚。1年間でした。お寺という未知の環境に勇気をもって飛び込んでくれたお嫁さんの心痛がまったく分かっていなかったこと、申し訳なく思います。私の人生にとっても最大級のショックでしたが泰潤と2人、心を切り替えて新たな一歩を踏み出しました。