彼岸花の季節です。
SNSの影響か例年にも増してかなりの見学客でにぎわっています。雨続きだったので晴れ間ともなると駐車場が満車になります。東北、九州のナンバープレート、海外からの方も・・・
人々が口々に「きれい!」「すごい!」などというのを聞くにつれ、暗澹たる気持ちになります。
昨年咲かなかった彼岸花、今年こそは?とはかない希望を抱いたのですが・・・
全体の面積の半分が開花せず。 以下 何例かを・・・(上が1昨年、下が現在です)
原因はわかりません。 昨年夏の猛暑に球根が耐えられなかったのかとも思います。でも残ったところとの違いが何なのかがわからないのです。
咲き始めはずっと雨・・・ 気温が低かった分、一斉に開花してくれました。
石段の周りはほぼ例年並みなのがせめてもの救いです。
白、黄色、ピンク、オレンジも例年並み・・・
ひとつ気がかりなことが・・・
ここでも鹿の被害。踏んで蹴散らすだけではなく、どうも茎を食べているのでは?
ちぎられた花が地面に散乱し、根本で切られている、でも茎がない・・・
彼岸花は毒があるので獣害はないと思っていたけれど、腹をすかした鹿が恐る恐る茎を食べてみたら、案外うまかった? こんな情報が鹿グループに拡散したら・・・
彼岸花絶滅!です。
晴れ間に撮影した富士山と彼岸花。
カメラが壊れて20年前の機種を引っ張り出して・・・ どこかぼやけています。
彼岸花を植え出したのは15年ほど前、「山も丘も彼岸花で真っ赤にしたい!」という私の夢を市川建男(たつお)さんが具現化してくれました。冬の間、毎日毎日作業をしてくれた。佐野和正さんがあちこちの休耕田などから地主さんの許可を得て球根を採取、運んでくれた。この二人の長い間の努力が消えてしまった・・・ショックは計り知れなく、2人にも本当に申し訳なく思います。
彼岸花が全面積に広がったので、これからは密集しているところから薄いところに移していく程度の作業で、自然に分球して密度も濃くなっていくだろうと大いに期待もしていました。 それなのに、あぁ~・・・
悶々としながら考えています。
すべてを彼岸花で埋め尽くすなど、そもそも自然の摂理に反した独善的な考え方、思い上がりであっただろうか?
今のレベルで人が喜んでくれるなら、これはこれでいいのでは? これ以上の規模にしてさらに人が押し寄せても駐車場、道路などが限界でコントロールもできず地域の皆さまにも迷惑が及ぶ・・・
一度は見たのだから、良し!とするか!!




























