昨日~今日にかけて 『七面山(しちめんざん)』に行って来ました。
日蓮宗の総本山である 身延山久遠寺(みのぶさんくおんじ;山梨県身延町)から 約20kmほどに 位置し 標高1982メートル、山上には 七面大明神(身延山の守護神)を祀る 「敬慎院(けいしんいん)」が たたずんでいます。
ここに参拝するためには 高低差1400m、距離50丁(1丁は6間=109m)の参道を歩かなければなりません。時間にして3~6時間。信仰のお山、霊山と呼ばれるゆえんです。
私は この『七面山』に大体 年3回くらい 登ります。
「敬慎院」のたたずまい。 車も通わない この山の中に これだけの建物群、それだけで驚き!
紅葉には 少し早かったけど・・・
充分に 秋 を感じました。
建物の裏側 竜神の伝説がある「一の池」
ところで 私が何故 この「七面山」に 登りたいかというと・・・
それは ここに「霊力」を感じるからです。
今でいうところの 「パワースポット」。 自分の 身をもって 「奇跡」を体験しました。
境内から 朝の 富士山 を見ただけで 言葉を失う。
その神々しさ、 美しさ・・・
「やっぱり 神さま はいるんだ!」と 声を発した 女の子がいました・・・
毎年、彼岸の中日には ご来光が 富士山の中央から昇ります。
この光の道は 千葉県上総一宮から 富士山頂~身延山~七面山を通って 遥か 出雲大社まで一直線。
実に神秘的な 直線です。
山頂は 3度。 かなり寒い・・・
険しい 道のりといい、決して 楽ではないけれど
この少々の 辛さに耐えて 初めて
「パワー を頂いた!」と感じられるのかな・・・
今回は 二人の お檀家さんと 同行。 小林君と 青木さん。
お二人ともよく頑張りました。
下山して 大満足! の「興徳寺ご一行 三名」
*講演会、たくさんの方が見えてくださり、大変嬉しかった。 その分 随分 緊張もしました。
後から 感想を聞いてみると、 概ね 好評のようではあったけど 私がもっともいいたかったこと、は あまり 伝わってなかったようでもあり、 人に話しを伝えることの難しさを 改めて実感いたしました。