山寺の
和尚さん日記

風の時代

除夜の唱題行を泰潤と2人で勤め

新しい年が始まりました。

コロナ禍で迎えたお正月、

「元旦会」
参加者は例年よりぐっと少なくて20名ほどでしたが、無事の越年を祝い、よき年となりますよう皆で祈りました。
とくに「新型コロナ」で亡くなられた方の冥福、闘病中の方々の当病平癒、そしてこのウイルスの早期終焉を祈り、併せて医療最前線で働いておられる関係者への謝意と健康を祈りました。


終了後のお汁粉と甘酒・・

《珍しいお客様》
日本山妙法寺、という宗派のお坊さんで 池田寛信(かんしん)さん。
団扇太鼓を叩きひたすら「南無妙法蓮華経」と唱えてこの10年間、世界20ケ国を行脚してきたそう。 コロナ禍で帰国し、現在は熱海から身延山~甲府を経由して千葉県小湊 誕生寺 までの行脚の途中、縁があり興徳寺に1泊してくださいました。

生涯通してずっとこの形で修行してゆきたいと明るく話しておられたことにとっても感動しました。
支えてくれているのは志ある方の浄財のみ、それで不安を持たない、
求道者の手本だと思います。

泰潤が見送りがてら 一山(ひとやま)超えるまで同行しました。

《山の仕事》
そして、昨年に引き続き 山に入って仕事をしています。
今は毎日竹林の整備です。
竹林は放っておくと、どんどん密集し 竹やぶになります。
竹やぶは10a(アール)あたり500本も竹が生えており、日の光もあまり射しません。 それを200本くらいまでに改良することが目的です。

↑ これは竹やぶ状態。 これを伐採してゆきます。

before

after

下の方まで見通せるようになりました。

倒した竹を適当な大きさに切って整理してゆく・・・ 仕事はまだまだ続きます。

《風の時代》
ホロスコープ(西洋占星術)のお話しです。
2020年12月22日、木星と土星が重なる「グレート・コンジャンクション」という現象が起こり、ここを境に200年続いた「土の時代」が終わり「風の時代」が始まったそうです。
土の時代では、金銭・物質・権威等が重視されますが風の時代では、知性・コミュニケーション・個人等が重視されるようになるのだそうです。
私自身はホロスコープに特に興味を持っているわけではありませんが、物質文明から精神文明にゆるやかに移行していくことを裏付けるようで、この言葉をスナオに受け止めました。
先日、「断捨離」提唱者の山下ひでこさんが言っておられましたが、これからの時代は 血縁・地縁よりも 「意識の縁」でゆるやかにつながっていくのでしょう、と・・・  いい言葉だな~と思いました。

建前ではなく本年で語り合いながら、新しい時代を「意識の縁」でつながった方たちと広げてゆきたいと思います。

「寒行」の最中ですが これもコロナを考慮し、お坊さんたちだけで毎晩歩いています。
16年前に始めた時の原点に戻ったようで、とても新鮮な気持ちです。