山寺の
和尚さん日記

第八回恵泉展

結局のところ(変な書き出しですが・・・) 前回のブログをupして、それから猛烈な勢いで 週末の段取りをし、 北海道行きの 支度を始めたのが 夜の10時、 北海道はまったくの遊びなので お寺を留守にするという多少の後ろめたさもあってか ウキウキ感もあまりなかったのですが、やっと喜びが満ちてきて、 ひどく興奮していました。  ともかく寝ようと 横になったのが 11時、それから 1時間後に ケイタイが鳴って、その瞬間で坊さんモード、 その1時間後には お檀家さんのお宅で 枕経を唱えておりました。


 
無事 葬儀も終わり  6月14日、予定通り 『第8回 恵泉展』 が 開催されました。
西嶋恵舟先生の人柄と 優しくも厳しき指導のおかげで 田舎町の書道塾の展覧会としては なかなかのレベルかな、と 自画自賛。
2年に1度の開催で 8回、というのも 大したもんだと思います。

「書道」という 地味で あまりおもしろくもなさそうな 趣味を続けてゆくには ・気力 ・体力 ・金(かね) ・根性 が必要だそうで それらをそこそこに キープしている 我が「恵泉書院」のオネエサマたちです。
  

 
  


最終日、横浜本部より 水川舟芳先生(芳林書道院代表)が 来てくださいました。

一人ひとりの作品を丁寧に 細やかに指導していただき 本当にありがたいことでした。



  「筆を運ぶ時はね、
 赤ちゃんのお腹に
 シッカロールを 滑らせるように
 フワ~ッとね、
 どら ちょっと手を貸してごらん、 
 ホラ こんな風に・・・」
 大先生がやると セクハラにならない
 それにしても シッカロールなんて言葉、
 若い人には 何のことかワカラン・・・

3日間の入場者数が 目標の300名を超え これも嬉しいことでした。


                     水川舟芳先生、 西嶋恵舟先生 と恵舟書院会員、 
おかげさまで 「毎日書道展」も 入選することができました。 これで 3回、目標まで あと7回、その時は70歳になっているはずです。
「趣味といって 何もないのですが あえていえば 「書」を少し・・・」なんて そのころには 言えるよう 精進します。 


雨はあまり降りませんが 富士山はまったく見えません。 明後日は また葬儀、前回ともに 若い方で 気が重い・・・