彼岸花が終わり、それでも暑い日が続いていましたが、ここに来て朝晩ストーブを焚いています。
扇風機を片付ける前にストーブ? ちょうど良い!快適!!という日がだんだん少なくなってきているような気がします。
やらなければならないことはいっぱいあるのに片付かない。 能力の全体的な低下を認めざるを得ません。
集中力!持続力!体力!気力!・・・ それらが落ちていることがくやしくない、マそんなもんか、と。
それでも ウキウク・ワクワクすることはいつもあります。
アサギマダラ
長距離の旅をするチョウとして知られる「アサギマダラ」、春に北上し、寒くなると南下して暖かい地域で越冬する習性があるそうですが、友人ミキオちゃんこと高瀬夫妻が子どもたちと一緒に植えてくれた「フジバカマ」に今年も飛来しました。 多い日は20頭(蝶は1匹ではなく1頭と数える)も確認できたそうです。
電柵
春、桜とのコラボレーションを楽しむため ”菜の花” を植え付けるのですが、新芽が鹿に食べられてしまうため、電気柵を施します。
ところがこの柵が何者かによって倒されてしまいました。 触れば電気ショックがあるはずなのに、もしかしてイノシシの仕業?
2度もやられてしまいました。 何のため? 電気ショックもイノシシには通じない? 私の方がショックです。
巾着田
埼玉県日高市巾着田、500万本の彼岸花の群生地として有名な所。
10月初めにミキオちゃん夫妻と行って来ました。
「日本一!」というだけあって、本当に圧倒されます。 川に沿って幅50mくらいに延々と・・・
確かにスゴイ!のですが、どこまで行っても同じ景色。 「何か撮影ポイントが欲しいね~」などと話しながら・・・
彼岸花は名脇役、「田んぼと彼岸花」、「土手の彼岸花」、「お寺と彼岸花」、そして「富士山と彼岸花」
ついでに 「芳枝さんと彼岸花」
芳枝さん、93才に
母が元気に誕生日を迎えました。
今年もこの日をお祝いできたこと、心から感謝!
幸せって?
ちょっと前のことですが、彼岸の法要に、息子・泰潤に法話(お坊さんの説教)を頼みました。
現在、身延山大学の4年生で実習で短い法話をしたことはあるようですが、檀家さんの前は初めてです。
「リハーサル聴いてやろうか?」と言ったら拒否されたので、正直少々心配でもありました。
こんな話でした。
2歳でブラジルに渡り、大学では建築デザインを専攻し、卒業後学友たちと家具工房を起ち上げ、5年前、友人と日本を旅行した後、運命に導かれるように坊さんになった・・・と今までの人生を振り返り、
「毎年、夏休みに海外のお寺を訪ねているが、今年は東南アジア3ケ国に4つのお寺を訪ねた。 安い航空券で乗り継ぎながら40日間、とてもよい勉強になった。 計画の段階、移動~滞在中、一度も不安を感じたことはなく、それは坊さんになってからだ、と気づかされた。 自分は確かに守られている、今もそう思う。 それが坊さんになってよかった、と思えることです。」
初めてにしてはなかなかイイ話であったと思います。
仏教を学び実践すればシアワセになれる、ではシアワセとは何かといえば、それは人それぞれ、また自分自身のシアワセの概念も時間とともに変わっていく。 でも「不安がない」ということは 幸せの最低条件であろうと思います。
母は何の不安ももっていない、だからシアワセなのだと思うし、周りの者にシアワセのおすそ分けが出来るのでしょう。
富士山、初冠雪
いよいよ11月、毎日曜日はどこかのお寺に出座し、10日は興徳寺。 14日が「植樹祭」、15~16日は「団参」
月が変わったら、もう暮れのお檀家さん廻りが始まり、そして「正月」です。
もうそんな時期になったか、と思います。