山寺の
和尚さん日記

30年後

11月が終わろうとしています。
11月2~3日、ブラジル時代の仲間が7名で来てくれて旧交を温め、 7日に興徳寺の駐車場で大きな書作品を作ってくれた濱崎道子さんという書家(本人は書人といいます)の個展を東京に見に行って(この方のこと、いずれ紹介したいです)、10日が興徳寺の「お会式」、14日が「植樹祭」、15~16日「団参」、 頼まれた講演がこの月に集中して計6回、 月末はお葬式が2つ続いて、それで11月が終わりです。
団参
お寺のバス旅行、今年で5年目になりました。 メインはあくまでもお寺参詣、団体で行くので「団参」、今回の参加者は27名でした。
11月15日、朝6時に出発、目指すは越谷市の「源妙寺」、渡邊源昇さんという若いお坊さんがゼロから建立したお寺、昨年のお会式に法話にきていただき、皆で感動して約束をとりつけました。
因みに私の「団参」の基準は、立派なお寺とか、由緒あるお寺ではなく、良いお話をしてくれるお坊さんのいるお寺、
源妙寺は小さなお寺です。


中央の建物、一般住宅みたいですが・・・

中は、とっても立派。
渡邉源昇さん、本当によくがんばったな~と改めて感動しました。
が、実はこの日お話ししてくださったのは 星光照(ほし こうしょう)さんという別のお坊さん、渡邊さんが日蓮宗の「大荒行」という修行に入ったため、急遽駆けつけてくださいました。 ですが・・・
この方のお話しがとってもよかったのです。
私が思うよいお話しとは、大いに笑わせてくれて、ちょっとホロリとさせてくれて、最後に「な~るほど!」と、納得させてくれるような・・・
今回はまさにその期待以上の大満足。 同行した檀家さんたちが「いい話だった~」「ピンチヒッターが逆転満塁ホームランを打ったような・・・」と翌日までも余韻に浸るイイお話しでした。
鬼怒川温泉グランドホテル

宴会は大盛り上がり。

筆頭総代

泰潤が歌うとは思わなかった・・

左は総代さん


大ノリの仲良しご夫婦、

大真面目人間がまさかのダンス、
日光東照宮


 陽明門に假屋崎省吾氏のオブジェが・・・  違和感を覚えたのは私だけではない。

 今年は紅葉が遅れてくれたおかげで、時期もピッタリ!でした。
帰りのバスの中、最後の挨拶で「今回の団参、思いもかけずヨカッタです」と、 
毎回同じことを言っていることに気づきました。 なぜだろう?と 思ったのですが、 結局私は主催者として出発までは皆がいかに満足してくれるか、あるいは間違いはないか、等にそれなりに気をつかっていて、車中の人となって初めてリラックスできるからか、と・・・
でも今回も皆がそれぞれに喜んでくれ、本当によかったです。 源妙寺の奥様・渡邉麗美様、星光照上人に改めて感謝申し上げます。
植樹祭
「YUNOどんぐりの会」で柚野小学校の子どもたちと樹を植える「植樹祭」も今年で9回目となりました。
今年はお寺の東側の斜面約0,4haに 桜の木を40本植えました。
11月14日、参加者は小学生3~6年生112名、先生7名、ボランティアスタッフ52名、計171名でした。

開会式





前日の雨がうそのよう、富士山の雲が美しい。

閉会式
子どもたちに言いました。 
「30年後、ここは美しい桜の園となります。 その時にここで同窓会を開いてください!」
30年後、100歳になった私、55歳からの断酒を解禁して、満開の桜の下で美酒に酔う、
ホロホロと・・・
翌朝の新聞に、
「花見を楽しんでいた100歳の老人たち、集団死! 原因は急性アルコール中毒か? 老人たちは皆笑っていた」 なあんて~・・・
同級生たちに「おい、30年後に飲もうぜ~!」 皆で笑います。
30年後、とっても待ち遠しいです。

桜を植樹した場所、 ビッシリと桜で埋め尽くされた上に富士山がスッと乗っかるはず。 30年後です。
明日からいよいよ暮れのお経廻り、
これから約20日間は、ただひたすらお檀家さんを廻ります。
終わればお正月、1年が終わりです。

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