山寺の
和尚さん日記

良いお年を!

とうとう 大晦日になってしまった・・・
毎年 思う 「あぁ~ もう1日あればなぁ~」 本堂の内陣の奥の掃除、納戸や物置の片付け、せめてこの机の周りの整理、貯まった雑誌や新聞のスクラップ等々・・・ ぜ~んぶ来年に持ち越しです。
さて昨日、30日は恒例の 「餅つき」でした。
妹たち夫婦、姪・甥 その子どもたちと 10数名が集まります。

全部で 20㌔ 計7臼を撞きました。
私も 一臼だけ撞きましたが 後は若者にオマカセ、です。
おそなえ、のしもち の他、大福 も作ります。
特に 人気なのが 「いちご大福」です。




最後の 一臼を 少し丹念に撞いて(滑らかに仕上げる)その場で いただきます。
     左が 大根おろし と 納豆、 右は きな粉 と 餡子 です。 この組み合わせが 絶妙!



何といっても 撞きたてを皆で食べる、 これが最高!
 

子供同士で ケンカして コウちゃんにやられた
レン君、
絆創膏が 痛々しい・・・
もう 何事もなかったかのよう、
そのくらいの 元気があってイイ、
     
   
         私の作った イチゴ大福です。



ところで 年末の挨拶言葉は 「よいお年を!」ですが、 小さい頃から 一体何のことだろう?と思っていました。
ブラジルでは 「Feliz Ano Novo (フェリース アーノノーヴォ)!」 と言います。 英語の 「Happy New Year」 と同じ意味です。 それは 明けましてオメデトウ の意味だと思っていたので、年も明けない内から、変だな? と思ったのですが、 「あなたにとって よいお年が迎えられますように!」という意味だと解って 納得。 
借金も返し、お掃除もして、正月の準備も整えて・・・ 「幸せで よいお年をお迎えください!」 という意味なのですね。
私の お正月準備・・・ 
お飾り・お供え 終了! 
掃除は不充分ですが、 黒豆を煮ているので 台所から遠くに離れられない。
母と二人きりなので お節料理は 出来合いを買ってお重に並べるだけですが 黒豆だけは 私が・・・
圧力鍋を使えば 早くて 簡単なことは分かっていますが 昨夜から煮汁に浸しておいた豆を あえて コトコトと 5~6時間かけて煮ます。 
ふきこぼれ、こげつきが恐くて 何をするにも 気もそぞろ・・・ 
後は、今夜の 「除夜の唱題行」の準備 と 明後日の 「元旦会」の準備、 心配なのが 当日話す「お話」の オサライができていないこと・・・


 
それでは 皆様、  「どうぞ よいお年を お迎えください」