毎朝 5時40分頃 本堂に入り、朝勤(ちょうごん=朝のお勤め=お経を読むこと)をします。
脇机の時計に寒暖計がついていて、それを見るのが 癖になっていますが 今朝は5度でした。 この秋一番の冷え込みです。
こんな朝は 富士山がキレイだろうな~と 期待をしながら、お墓でのお経に カメラをぶら下げて行きました。
本堂の裏から。 朝の7時頃。
富士山が 雪化粧。
春夏秋冬、 富士山は その時々で 異なった表情を見せてくれますが、やはり雪の富士山はきれいです。
富士山の裾野(富士山の高まりがはじまっている部分)は153キロメートルだそうです。
そこに住む 誰もが 「自分の所から見た 富士山が 一番キレイ!」 と言います。
もちろん私も、「興徳寺からの 富士山が 一番!」 と思います。
でも 客観的に見ても ここからの 富士山は 日本一!ではないかと 思うのですが・・・
やはり 贔屓目でしょうか?
ブラジルに移住して7年後、初めて帰省した日のことを思い出します。
ちょうど 今頃の季節だったのですが、夜 帰宅して 翌日の明け方、しらじらとした光の中に 雪をいただいた富士山のシルエットを見たとき その神々しいまでの美しさに 思わず手を合わせていました。
何の変哲もない村ですが 富士山がある、というだけで 本当に シアワセだ、と思います。
「興徳寺展望台」より 興徳寺の全景。
画面左から 本堂~庫裏~車庫~墓地~ひまわり畑は もっと右の方
前に駐車場。新しい駐車場は 坂の下の方。前の白い建物が 小学校と中学校。
小川は 本堂より左奥方向。