山寺の
和尚さん日記

誰と行くか

山形へ行ってきました。
誘ってくれたのは 丸山さん、 横浜で事業を立ち上げ 大きな企業に成長させ、いまは会長職に退いていますが、83歳の現役です。 20年前に知り合って 以来、親しくお付き合いをさせていただいてます。

(左から 
丸山さん、
塚越さん、
古守さん、
関根さん)

今回の幹事役が 関根さん、81歳、某大手食品会社の工場長から転じて、弁当会社を立ち上げ、今 会長職。
古守さんは 70歳、甲府の米販売会社の現役社長、 塚越さんは 年齢は私と同じくらい、北関東最大の屋根工事会社を経営しています。



東京駅発の新幹線で落ち合い、山形駅へ、ここで塚越さんが車で迎えてくれて一路銀山温泉へ、
(塚越さんは 茨城県から 350km走って山形まで来てくれました)
銀山温泉(尾花沢市);大正末期から昭和初期に建てられた洋風木造の旅館が銀山川の両岸に沿って軒を並べています。 車は乗り入れ禁止なので 川の両側をブラブラと歩きます。






 『銀山荘』 
 部屋の檜の露天風呂。

翌日は 「最上川舟下り」、約12kmを1時間かけて、ゆっくり下って行きます。


 最上川 このあたりで 川幅170m 水深10m まさに日本の大河です。




美人の船頭さんの
 「最上川音頭」を聞きながら・・・ 
なんとも贅沢な時間です。
                           「山寺、立石寺」


                   

 奥の院まで 1千段の階段、
 丸山さんたちが下で待っていると言うので 
 古守さんと二人で 駆け上がるように登ってきました。
 予定時間1時間を35分に短縮!
2日目の夜は「天童温泉」 
予約したホテルは 丸山さんたちが3年前に宿泊し その時に接待してくれた仲居さんに会いたい、という密かな(?)希望があったのですが どうしても席を外せない、とやんわり断られてしまいました。 
翌日 分かったことなのですが 皇室の紀子様が宿泊されていて、そちらの接待係だったの由、 居留守を使われたのではないことが分かって 「納得!」でした。
最後に訪れたのが 「蔵王」です。

標高1500mの「御釜」付近には 雪が残っていました。 


久しぶりに 何も考えず ノンビリと楽しい旅行をさせてもらったこと、
帰りの新幹線の中で 「誘ってくれて ありがとうございました」 と 心から お礼を述べました。 
そしたら 誰ともなく 「本当に いい旅行だったね~」「最初から最後まで笑いっぱなしだったね~」「いや~ ホントに楽しかった」・・・
そして 「旅行は どこに行くか、よりも 誰と行くかが大事、 って聞いたけど ホントだね~」 と・・・
人生の大先輩たちから いろいろなお話を伺いました。
大成功の裏には 結構な失敗もあって 笑いながら話してくれたけど、その時に諦めなかった 強い思いは何だったのか? 
多分、未来というものを信じていたのだろう、 そこが凡人との違いなのだ、 と改めて思いました。
本当に良き時間を過ごさせていただきました。
                    蔵王の御釜付近、子どもたちが遠足に来ていて 何とも可愛らしい。


*15日()は 『興徳寺をきれいにする日』 7:00~ です。
その翌日(16日)から  久しぶりの東北被災地に行ってきます。 何ができるわけでもないのだけど 被災地の現況を見て、お経をあげさせていただいて、 仮設住宅を訪ねて・・・  
少なくとも 私の心が 東北とつながっていることを 再確認するために。