山寺の
和尚さん日記

どんぐりの芽

この1週間、 お葬式が 2回、 それに法事と その他のもろもろが 複雑に絡み合って(?)、 
あっと言う間に 過ぎ去ってしまいました。  
そんなわけで 久しぶりの 更新です。

 寝不足のモーローとした頭で お葬式の準備を しておりました。
 位牌に 命日を 
 平成二十四年と書くところを 昭和二十四年、と書いて
 しばらく気がつかなかった・・・
 「あたしゃ 日進月歩で バカになる」
 は 母の 名言(迷言)ですが・・・
 私は
 「破竹の勢いで パーになってるみたい」 です。
 「おかあちゃんの パーが うつったみたい」
 と言ったら
 「うつった~? そりゃ悪かったね~」
 と 
 顔を見合わせ バカ笑い、 
 
 バカ が笑うから バカ笑い?
昨年 植えた ドングリが 芽を出しました。

感激! です。
同じく 昨年 植樹した苗木も 若葉が 風に・・・

 そよいでいます。
『どんぐりの会』では 定期的に 山の作業を行っています。 
第2木曜日と 第3土曜日 9:00~12:00 です。

これは 
山の中腹に 
作業用道路を 
造っているところ・・・
地味な仕事ですが
これからの 「下刈り」等に 
必要・大切な 道路です。
何でもそうですが
育てる、 ということは 
地味で 根気の要る作業の 積み重ね、 ですネ。
一方、今年の植えつけのための 山も 伐採を開始しました。

全部で 1ha 近くあります。



山の木を伐ると、 
大量の 残滓(木の枝)が発生します。 
ムカシなら
焚き付け用の燃料となったものです。
直径50cmほどの束にして 
運び出すのですが、
女の人や 子どもの冬の仕事でした。 
私も 小学校の頃 
やったことがあります。
今では ただのゴミです。
昨年は 半分ほどは 大きな穴を掘って埋め、 残りは山積みしたまま・・・ 
数年を経て 腐蝕して 土に戻るのを待つという、 原始的かつ消極的方法です。
今年は 
費用はかかるけれど 思い切って、大型粉砕機を導入し、 粉にして 山に戻そう、と計画したのですが・・・
日本中の粉砕機が 東北の ガレキ処理に投入されているそう、 です。
あきらめて 今年も 低いところに 押し込んでおくことにしました。




「YUNOどんぐりの会」 協力できる方、 お願いいたします。