山寺の
和尚さん日記

地ごしらえ

東北から帰った翌日の朝のこと、 前夜に雨が降って、富士山は5合目まで雪化粧でした。
その美しさ、
地元に住んでいても 感激します。



           (この季節の雪は 1日で溶けてしまいます)
写真を撮っていたら 地元の小学生が野外授業に来てくれて 一緒に遊んでもらいました。

菜の花畠が 今は格好の原っぱ、
バッタやコオロギ、蝶やトンボなどを 夢中で追いかけておりました。

裏山は 植樹のための準備が進んでいます。
苗の添え木にするための 竹の採取(私たちが東北に行っているあいだ、皆がやってくれました。 必要な1000本を 2日間で・・・)
山の方は 地ごしらえ、と言って 針葉樹を伐採した跡地の整地。
なかなか地味な作業ですが 今日も平日なのに 4名が来てくれました。

 見晴らしが とてもよい所です。
何をやるにしても この基礎工事にあたる部分が大事ですね。
土木の世界では ムカシから 「段取り八分(だんどりはちぶ)=準備がきちっとできれば、その仕事は 80%成功したも同じ」と言って、完璧な準備の大切さを 伝えてきました。
そして 山に木を植える、という一見単純な仕事にも それなりのプロセスが必要だということを 遅ればせながら知りました。



『YUNOどんぐりの会』は 本格的に 会員募集を始めました。 
作業を手伝ってくださる方、 暖かく見守ってくださる方、 双方ともに歓迎です。 
会費は 年間3千円、苗木や材料の購入、その他必要な経費に充てます。
最初の会員目標数を 100名と設定しました。
どうぞよろしく お願いいたします。