南三陸町に おでってに行って来ました。
(おでって とはお手伝いのことです)
5ケ月ぶりの南三陸町、
全体として よく片付けられていて、 自然の力もすごいけれど 人間の力もスゴイ!と 思いました。
ガソリンスタンドは 壊れた建屋で営業を再開し
プレハブのコンビニも・・・
防災対策庁舎
将来への教訓とするため、残すべき、という意見もあったそうですが、遺族の思いを尊重し、解体することに決まったそうです。
何も変わらないものもあります
赤く錆びたままの線路、復旧はいつの日だろうか?
深刻なのは 地盤沈下
満潮時には水浸しです。 この場所を どのように復興させるのか?
簡単なことではありませんが、英知を絞って、良い方向を探って欲しい、と思います。
今回のボランティアは 重機で片付けられた住居跡の ガレキの撤去、
堆積したヘドロの中から ガラス片や かわらの破片などを取り除く地味な作業ですが、人力でしか解決できません。
気負わずに
「おでって(お手伝い)させてください」と 作業に汗を流し、地元の方のお話を伺い、
帰りには おいしい海の幸を楽しんだり、秋の東北を旅したり・・・
ボランティアはこうでなければならない、という絶対的な定義はありません。
まずは 今の被災地を 体で感じて欲しい、
日本中から たくさんの若者たちが 駆けつけてくれています。
こういう若者たちを見ると まだまだ 日本も捨てたものではない、と思えます。
輝く明日が必ず来ます。
(南三陸町ボランティアセンター内部)
南三陸町災害ボランティアセンター では 年内休まず運営する事を決定しました。
→http://msv3151.c-bosai.jp/group.php?gid=10407
(志津川湾から昇る朝日、何事もなかったかのような 静かで美しい海です)