「明けまして おめでとうございます」
平成最後の・・・という言い方がよくされますが、昭和~平成に変わった時、ブラジルに住んでいたので、元号が変わるということがどのような感じなのかよく分かりません。 ただ新しい元号になると2世代前の人=私たちから見た明治生まれ、になってしまうのか、などと漠然と・・・
同級生からの年賀状は 「いよいよ古希ですね~」、
そんな年を迎えました。 数えの70歳です。
12月は、とうとうブログを更新できませんでした。 初めてのことです。
12/1 からお檀家さんを廻り始めました。 何事もなければ15日間くらいですが、今回は法事その他もろもろの行事が挟まっていて、22日頃の終了予定でした。
ところが15日に檀家さんの訃報が入り、27日までにナント5件、最後のお葬式が終わって、納骨を済ませたのが30日の夜6時でした。
当然のことのようにお檀家さん廻りも遅れに遅れ、結局、まともなお掃除もできないままに大晦日を迎えてしまいました。
こんなことも初めてです。
『除夜の唱題行』
31日の23時半から 新年の0時半まで、瞑想と唱題(お題目を唱える)で過ごします。
和蝋燭の灯が幻想的です。
今年は参加者が少なくて、私を含めて7名でしたが、真剣に取り組みました。
そして終わった後は恒例の挽き立てコーヒーとパネトーネ(ブラジルでクリスマスに食べる定番のお菓子)で新年を祝いました。
皆が帰って、寝たのが2時頃、1年に一度の夜更かしです。
(1日は地平線が雲に覆われ、2日の日の出。 景色に変わりはないのに感動もイマイチ、不思議ですね~)
『元旦会』
元旦会(がんたんえ)、1月2日10時よりの恒例行事、
子ども連れで来て下さる方も多く、嬉しい限りです。
お正月なので 「法話」は趣向を変えて、日本昔話 を・・・
パーカッションを駆使して(?)の一人舞台、衣の袖が邪魔になることに初めて気づきました。
最後に皆で歌を唄いました。
「♪年のはじめのためしとて・・・」
この「年のはじめ」、という言葉、漢字で書くと、初め? それとも始め?
初め、かな~と何となく思っていましたが、「年末・年始」という言葉にぶつかって、????・・・
初め・始め、どちらも正解のような気もしますが、よくわからないので 平仮名にしました。
法要の後は、これも恒例の「特製お汁粉」と「甘酒」。 お汁粉の餡は友人の和菓子屋さんが毎年贈ってくれます。
「オイシイわけだ~」 と皆さんが・・・
この法要が終わるとやっと私のお正月。
うらうらとした陽だまりに、お餅やらシイタケなどを焼いていただきました。
あれから3日、何をしていたわけでもなく、ほとんど外にも出ず、日が過ぎました。
12月は寝るとき以外は法衣(坊さんの着物)を脱ぐことがありませんでした。 家の中を小走りで移動していました。
体の調子を崩すこともなく、よく持った、と思います。
でも何をすることもなく時間が過ぎる、ということを改めて実感しています。
本日をもってお正月はオシマイ。