興徳寺の情報交流

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興徳寺の情報交流-住職のひとりごと

第78号(復刊第3号)平成19暮れ

 早いものでもう12月です。
「年をとると1年が早いのは何故か?」というと、例えば20才の人にとっての1年は、今までの人生の20分の1、80才の人にとっては80分の1、だから感じる長さが違うのだ、と答えてくれた人がいました。

 私は、年をとると、毎日が同じようなことの繰り返しで、細かいことを忘れてしまうからではないかと思うのですが、皆さんはどう思いますか?

私の場合ですと、ブラジル時代は、1年はとっても早かったけれど、日本へ戻ってからの、この3年間はとっても長い時間だったような気がします。
お正月、ブラジルでは、大晦日の夜から年越しのパーティが始まって、年が変わると、街中で花火が鳴り、皆で抱き合って、新しい年を祝います。朝まで騒いで、元旦の昼間は寝て、2日はもう普通の日です。

 さて、興徳寺のお正月ですが、まず大晦日は、夜の11時半から 新年をはさんでの約1時間、「お題目」をお唱えしています。少しの時間でも構いませんので、興味のある方は、参加してください。

 それから、『案内』にも書きましたが、2日の10時からは初詣、初法要を行います。
昨年暮れ、ある一人暮らしのおばあちゃんが「正月が来たって行く所もないし、別に嬉しくもないよ〜」というので「それじゃ、持っている洋服の中で一番いいのを着て、少しお化粧もして、興徳寺に来て、一緒にお正月をお祝いしましょう」と言ったのが始まりです。
家族・お友達・檀家さん同志が、誘い合って、にぎやかなお正月になったらいいなぁ〜、と思っています。甘酒と、ビックリ・プレゼントを用意してお待ちしております。

 お会式前の、ある日。柚野にある『ホールアース自然学校』から依頼され、「国際ワークキャンプ」という企画の1泊2日を引き受けました。
世界の若者たちが集まって、一緒に暮らしながら、地域の奉仕活動をするという趣旨だそうで、今回、興徳寺に来てくれたのは、男女合わせて5ケ国110名の20代の若者でした。
昼間は、竹林で竹を伐り、竹箒を作って庭掃除をし、夜は、「罪障消滅」という難しいテーマで真剣に話し合いをし、そして翌朝は6時から全員が正座して、本堂でお題目を唱える・・引き受けた私の方が、とってもさわやかな気持ちにさせていただきました。

 庫裏の裏で飼っている犬、「さくら」といいます。弟、照潤上人が付き合っていた方からもらったものだと、後から知りました。最近、あまり散歩に連れて行かないせいか、私の言うことをきかなくなりました。
吠えるけど咬んだりはしないので、頭など撫でてやってください。