今年の彼岸花、早い開花だった割にはよく保ち、何とか月末まで楽しめそうです。
仮設の駐車場を準備しましたが連休と台風が重なり、心配していた見学客の混乱もとくになかったようです。

「彼岸花、何本くらいですか?」と訊かれて、「3万本くらいでしょうか」と遠慮がち(?)に答えていましたが最近「5万本くらいはあるかも」と思うようになりました。








前にも書きましたが、市川建男(たつお)さんが10年間かけて植えてくれたものです。
この彼岸花、♪赤い花なら曼殊沙華~ と唄われたように真っ赤な花ですが、興徳寺の一番上の段には
白、黄色、オレンジ、ピンクもあります。



賛否両論ありますが、訪れた方が「珍しい!」と喜んでくれるので、これはこれでいいかなと思います。


遠くからわざわざ来て下さる方もいます。
昨日は近くの介護施設からスタッフと利用者さん20名くらい、また保育園の子どもたちが先生に付き添われて・・・ これもとても嬉しいことです。
近年コスプレーやーと呼ばれる、いわゆるコスプレを楽しむ方たちも増えています。
意外なことに、と言っては失礼ですが、皆さんがとてもマジメで礼儀をわきまえ、純粋に楽しんでおられる姿を見て、「どうぞ楽しんでください」と声をかけています。

↑イラストマップの看板も作りました。

実は、観光会社より「興徳寺彼岸花ツアー」の申し出を受けたのですが、丁重にお断りしました。
3社から計18台です。 日程を調整すれば受けられない数ではないのですが、大型バスがこの地に入ってくることを心地よく思わない地元の方がいる、という事を知ったためです。
「この静かな村の道路にはたまに軽トラが通るくらいがちょうどよい」という意見でした。
私も、同感。 一方で我が愛するこの村を一人でも多くの方に知ってもらいたい、という希望もあります。
来年以降のことはまたいろんな方の意見を聞きながら決めようと思います。

それでもこの村に大型バス観光ツアーの企画が成立することを知ったことは、少なからずの喜びでした。

10月3日にいよいよ、愛犬を迎えに行って来ます。
毎日の散歩が今からとても楽しみです。