山寺の
和尚さん日記

バタフライガーデン

興徳寺の敷地の一画に位置するその名も“バタフライガーデン”

旅するチョウと呼ばれるアサギマダラの好むフジバカマが植えられています。

今まさにそのフジバカマが満開で100頭(チョウはこのように数えるそうです)を超えるアサギマダラが飛来し、それはそれは見事なもの、地元のTV,新聞でも大きく取り上げられ連日多くの見学客で賑わっています。

「四季彩の森」「バタフライガーデン」入り口

これを企画したのは友人のミキオちゃんこと高瀬幹雄・文江夫妻で、荒れた土地の整備から取り掛かり、ユニークだったのは畳1畳ほどの広さ37区画を仕切って、それぞれにオーナーとして草取りをお願いしたことです。

(私もオーナーの一員ですが全然手入れをせずその差は一目瞭然、一番近くにいるのにちょっと恥ずかしい)

___これまでのstory を紹介します____

このような荒れた土地。瓦礫を拾い、雑草刈り~草の根の処理等、ミキオちゃんもトラクターを2回も運んで来て・・・
全体を37区画に分けてオーナー募集
桜の頃
フジバカマが芽をだした
だいぶガーデンらしくなってきた
フジバカマだけでなく色んな花が植えられ、まさに”蝶の楽園”

そしてついに

アサギマダラが来た!

10月16日には「観察会」が開かれ60人もの方が参加されました。

マーキングについての解説がありました。

チョウに油性のサインペンで日付や場所を記入し放すことで移動経路がわかる。

アサギマダラは1000km以上の旅をするそうで、台湾や中国で発見され2500kmという記録があるそうです。

このチョウは ツクバから飛んできたことが分かります。

高瀬幹雄君と文江さん。

このご夫妻には、日本に戻ってから今日に至るまで本当にお世話になっています。

2人ともエネルギッシュで細やかで、他人を喜ばせることが大好き。
とくに今回の”バタフライガーデン”については文江さんの好奇心・想像力・創造力・行動力によるものが大きく、
何よりも2人が同じ方向を向いていることがスバラシイ! 
よくぞこれだけのことをやった、と心より拍手をおくります。

なおここまでの掲載写真もすべてミキオちゃんのものです。

保育園児が先生に連れられてよく来てくれます。

この子たちにとって背丈よりも高い花の迷路、頭の上を蝶が舞う・・・

何とも魅力的な場所かと思います。

今後は車椅子の方も楽しんでもらえるよう簡単な舗装をした遊歩道を計画しています。

バタフライガーデンの向こうが菜の花畑、その向こうが彼岸花です。


富士山が美しく冠雪、10月では珍しいこと。

あっという間に今月も終わり、来月13日は『お会式』、それが終わったらもう12月ですね。

泰潤は今オーストラリアの長男のところに行っており、私一人。

旅していた時以外で、独りきりで暮らすってほとんどなかったな~などと思ってます。

3時に起きて21時に寝るまで、やらなければならないことを終えられないような毎日、ずっとこんな風にいくのかな?

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1 件の投稿

  • エミー より:

    こんにちわ!
    バタフライガーデンお花いっぱいで綺麗です(^^♪
    ご友人のミキオちゃんご夫妻で作られたとの事発想が素晴らしいです!
    ご夫妻とご住職様のお陰で沢山の方々がお花と蝶を見る事が出来
    凄いです!私アサギマダラと言う蝶がいる事も知りませんでした。
    大変な作業の賜ですネ!見られた方は喜んでおられると思います。
    ご住職様お一人での生活少し寂しいですがワンちゃんと楽しんで下さい。
    3時起床21時就寝にビックリ!やっぱり一般人とは違うんですね!
    お忙しい毎日お身体ご自愛下さいませ(^^♪