山寺の
和尚さん日記

具体的に

  
  
  
    アノネ
    がんばんなくても
    いいからさ
    具体的に
    動くことだね
        
                みつを
 
相田みつをさんの言葉です。
あの日以来、 ずっと考えています。
今、何ができるか? 
      とりあえず 節電をやってみます。
1年間の 月毎の消費量を表にしてみました。 
初めて知ったのですが、月の消費量といっても、検針の日から、次の検針日までなので 月によって28日間とか34日間とかバラつきがあります。
これを30日単位に計算しなおしました。  
解った事は、我家は7月~9月がもっとも 消費量が少ない、という事実です。(夏は明るいので 照明をあまり使わないし、何よりも クーラーがないので・・・) 
さあ、ここから 具体的に何をしたらいいか? 
トイレの便座シートはOFF, 保温ポットも夜間はOFF, 炊飯ジャーのご飯は おひつ に移す、パソコン・TV・オーディオ等 予備電源を落とす。
照明をこまめに切る(なるべく使わない)、 仏壇の常夜灯も(仏様の許可をいただいて)消しました。 

ブラジルで こんなことがありました。
電力の8割を水力発電で賄うブラジルで 降水量不足から、需要と供給のバランスが崩れ、 政府は 全国民に 20%節電を訴えたのです(前年度同時期の3ケ月平均から計算された目標値が 各消費者に示された)。
3ケ月間ほどの 準備期間を与えられましたが、 達成できない場合は罰金、あるいは 電力供給を一時的に止める、というブラジルならではの 一方的な通達でした。 
結局、半年後に大雨が降って このプランは終了したのですが、強引とも思えるこの政策を発令した政府も 、おとなしく従った国民も 大したもんだ、と半ば呆れながら思ったものです。 
でも 「やれば できるもんだ」 ということを 改めて実感したのです。




我家の目標=前年同月比―20%としました。 どんな結果になるか 楽しみです。
  
 
10年前のブラジルの節電計画、 ちょっと記憶が曖昧だったので サンパウロのMIYAKOさん に確認を依頼したところ、 几帳面な性格そのままに よくよく調べて、回答して下さいました。
ありがとうございます。 
作品を再度 up します。 



             〔見守る横顔、見守られる横顔〕
             「どのように愛するか。何を伝えていくか。」


 
  富士山も少しづつ 夏の装い
来月、14~17日、 母のショートステイが とれたので 東松島に行ってきます。
市役所に問い合わせたところ、衣類は もう要らない、とのこと。
「避難所に 洗濯機を持っていってあげたいんですが~」 
「いや、それももう備わっています」
「作業用の 軽トラなど どうでしょう?」
「それもすでに 数台の寄付を受けておりまして・・・」
状況は 刻々と変化しています。 
今回は 乾いたヘドロを詰めるための 「土のう袋」を大量に持っていくことにしました。 
これは 今のところ いくらあっても足りない、とのことです。