山寺の
和尚さん日記

めんどくさがらない

5月は 1年間でもっとも自由な時間があるはずなのに ブログの更新もままならないような日々を過ごしていました。 
「どっか体の具合が悪い?」 と心配してくれた方、申し訳ありませんでした。 まったく元気です。 
いくつかの会の 参事だとか 幹事だとかという 持ち回りの役を引き受けていて、それらの役員会やら総会やらが この時期に集中していたり 講演が数本入っていて その準備~本番だったり・・・
複数の仕事を 並行して チャッチャッと片付ける能力が低下してきていることも 大きな要因かもしれません。



先日、お寺で 法要の後、 参列者の中に高校の制服を着た男の子がいたので 
「どこの高校?」 と聞くと 下を向いたまま「○○高・・・」
「学校、楽しい?」 と聞いたら 帰ってきた答えは 「めんどくせえ」 でした。
??? ・・・
学校に行くことが めんどくさいのか、私の質問に答えることが めんどくさいのか 分かりませんが、それ以上の会話は成立しませんでした。

私は自分の中で 生涯絶対使わない、と決めている言葉がいくつかあります。
 
最初に決めたのが「ツカレタ~」 という言葉です。 疲れていても その言葉を言わなくなったら、 あまり疲れなくなりました。 
「メンドクサイ 」 という言葉もそのひとつです。  元来、ルーズな性格なので「メンドクサイ」 と思うことは多々あるのですが、思っても口には出さない、と決めました。 
ダラシのない性格は あまり治りませんが それでも 頼まれごとなどは 「はいはい」 と気持ちよく 引き受けられるようになりました。

昨日、あるお檀家さんの 1周忌。 
ご主人が亡くなり、体の不自由な奥様は施設に入居、たった一人の娘さんも 若くして亡くなられ、婿さんと息子さんだけの参列。 家は興徳寺から50km離れていて お墓掃除をしてくれる人もいません。 
結局 私がやるしかないのですが これを「めんどくせ~な~、なんで俺が?」 なんて思ったらできません。 
必要なのは、「やるしかない」 という覚悟だけ。
ところが 無心に草を取っていると 「ここでいつも草とってたな~、完璧にお墓をきれいにしていたな~」 なんて、在りし日の故人の姿が思い出され、何か心がとっても温かくなりました。
終わったときには 故人に心より感謝です。

「老化とは億劫がる心」 だそうです。
楽しくないと やる気が出ない、
やらないでいると為すべきことが積もる、ますますめんどくさくなる・・・ 
些事(さじ=些細なこと)に 楽しみを見つけ めんどくさがらずに 処理してゆくことが大事だな~ と 雑然とした 机廻りを眺めながら、気を新たにいたしました。
   
 
富士宮市の 「歩け歩け運動」 のイベントで 興徳寺が昼食会場になり、 市の吹奏楽団が・・・
 
『お寺でマルシェ』 というイベントもあって 友人の恭子さんのお孫ちゃんが 私の母に リボンをプレゼントしてくれました。

「こういうイベントが あるときは 何で前もってブログで知らせないのよッ!」 と 本日たまたま出会ったファン(?) に叱られました。
 
「ごめんなさい」 です。

明日から いよいよ6月、 この1ケ月をいかに充実させるか? 
まずは たまってしまった 「メンドクサイこと」 を スッキリさせたい、と思います。