山寺の
和尚さん日記

ほらふき男爵

小さい頃 本が好きで 父親も 貧乏だった割りには よく買ってくれました。
○○旅行記 とか ○○の冒険 のようなタイトルがついた本が 特に好きで
思い起こしても 「ガリバー旅行記」 「ドリトル先生航海記」 「十五少年漂流記」 「ロビンソン漂流記」 「宝島」また 「トムソーヤの冒険」 「ジャンニーノのいたずら日記」 など 繰り返し 繰り返し 何度も読みました。
そんな中で 急に思い出して もう一度 読みたいと思って 取り寄せた本、
「ほらふき男爵の冒険」
まったくもって 奇想天外、 オモシロクテ おかしくて 久しぶりに読んだのに 声をだして 笑ってしまいました。

私の このハチャメチャな(?)性格の原点は どうもここにあるな? なんて思ったものです。
私は よく ホラをふく、 しかし うそはつかない・・・ツモリです。
今 世間をゆるがしている 『大相撲八百長問題』、
放駒理事長は 「(八百長は)過去には一切なかった問題で、新たに出た問題」 と言ってますが、 大多数の人たちは 「そんなことは ないだろう」 と 思っているのでは ないでしょうか?
実は 私、渦中の人 「千代白鳳」の隠れフアンでありました。 九州の友人たちが 個人的に 彼を知っていて 3年前、彼が十両優勝し 幕内へ昇進したときは 本当に嬉しかった。 場所ごとの 星取表に 一喜一憂していただけに とっても残念。
ケイタイのデータを削除しても復旧できることを 知らなかった、というところが 彼らのアマサだったが、 協会は「徹底的にウミを出し切る」 とは 言うものの、 その他の力士で 「私はやったことが あります」 と告白する者は まずいないだろう。
皆が 多かれ少なかれ うそをついて 何となく社会は成り立っている。
政治の世界など その最たるものでしょう。  
うそをついている とさえ 思っていない、
これこそが 問題ですね。