山寺の
和尚さん日記

仰げば尊し

朝から 雨が降っています。
寒くて ストーブを焚いてます。  3月に温かい日が続き、今年はこれで最後だろう、と ちょびっとだけ燃料を入れることを繰り返して来ました。 
「これで何回目?」と苦笑しながら 今朝も・・・

「花まつり」が終わって、 お葬式が続き、 
その他モロモロが重なって 予定が大幅に狂っています。
昨日の午後は 久しぶりに山へ入って 竹の子を掘りました。
不作の年ですが 
秋のお会式に 皆さんに食べていただく分だけは 
何とか確保できました。 
早速 昨夜 庭の大釜で 2度に分けて 茹でました。
久しぶりの雨、 何となく ホッとします。 
こういう日は 外の仕事はできないし、来客もいないので、 自分の時間として 使うことができます。

机の周囲の整理を始めました。 開封しないまま積み上げてあった 雑誌や 新聞の類、ちょっと目を通せば それで 手が止まってしまうので なかなか はかどりません。
雨の 写真を撮りたい、と思いました。


 高速シャッターで 捉えた
 雨粒。

午後になって ミキオちゃんの奥さん、フミエさんから 電話、
「タイゼンさんに歌を歌ってほしい、という女の人が 今から 行きますから~」 
「・・・??」 「何のこと?・・・」
しばらくすると 美しい女の方が 玄関に立って 差し出された名刺を見れば 「SBSラジオ 制作部」 、
SBSは TBS系の静岡放送局です。 
「どうぞどうぞ」と招き入れたら 揃いのスタジャンに身を包んだ さらに若い女の方が2人、一気に華やかなフンイキになりました。
それから意味を理解するには ややしばらくの時間を要しました。
つまりは こうです。 
誰かに歌を歌ってもらって それにまつわるお話を インタビューするという 10分間の番組、 それが 今週は この旧芝川町ということで 3人で朝から候補者を探して、なぜかは聞き忘れたけど ミキオちゃんの家にたどり着き、 そこから こちらに 振ってこられた、というワケでした。
「歌は困るな~ 下手だし・・・ 」 「そうですか~」
「適当に喋れば 後で編集してくれるんでしょ?」 「いえ、生放送なんです」
「エ~ツ、何時から~?」 「それが 4時からなんです~」
その時点で もう3時20分、
「もう やるしかないじゃん!」「あ~ ヨカッタッ、オネガイシマ~ス」
なんて やりとりがあって ふと思い出したのが 「花まつり」で 皆で 歌った 「仰げば尊し」
かつては 卒業式の定番だった 「蛍の光」と 「仰げば尊し」が 歌われなくなった、と聞いたのは ブラジル在住の頃、
「蛍の光」は まだ 他の場面でも使われるだろうけど、 「仰げば尊し」は このまま消えてしまうのか、と思ったらとても淋しかった・・・
胸がキュンとする思い出が詰まったこの歌を
子や孫の卒業式で 父兄が 歌ったらどう?・・・ などと日本から来た仲間に 呼びかけたりもしました。
明治17年生まれの 文部省唱歌です



          
意外、と思われる方が多いのですが、 私は気が弱くて、アガリ症、
声は上ずって ノドはカラカラ、でした。
一体 どのように聴こえたのでしょうか?


  雨が降る前の 富士山です
結局 これといったことは 何もできずに 一日が終わってしまいました。 
明日から、気を入れて お寺の会計処理と、 パソコンをXPから セブンに替える準備と、過去帳の整理と、墓地の造成工事の準備と、講演会の準備と 竹の子掘り、と 桜の樹の手入れと 毎日書道展の準備等を 同時進行で やっていきます。