山寺の
和尚さん日記

冬は必ず春となる

『冬は必ず春となる』  日蓮聖人のお手紙の一節です。 
法華経を信ずる日蓮聖人は そのことによって何度となく 命を狙われる迫害を受けました。 それは まさに冬のような時代でしたが  「安心しなさい、 南無妙法蓮華経を信じ 唱えていれば 必ず成仏できますよ」と やさしく そして強い信念をもって 弟子たちを諭されたのです。

『寒行』が終わると、立春、 寒い日は続いていますが もう 春はそこまで来ています。
                       (山梨県 忍野八海にて)



昨日は 師匠のお寺、「常境寺」の 『星まつり』、  
恒例の『水行(すいぎょう)』 に今年も参加させていただきました。 
若いお坊さんたちと一緒に 水を被るのですが、これが私にとっての 『春』のスタートです。

いつもは 周りをぐるりと人が囲んでいるのですが  この日は雨、 どうせ濡れることなので 雨天決行です。 

計3回 行われ、最後は夕方5時、薄暗い中で 風がピューっと吹いて 寒いのですが、 終わると とても爽快で やみつきになります。
この気持ちが続く限り 参加させていただこうと思います。


定年後は好きな農業で、 と横浜から2年前に 私たちの村に越して来た 市川さん、

興徳寺のことをとっても気にいってくださって、昨年より「彼岸花」を植え付けてくれています。 
毎日通って来られて 「三年計画でやります。私の喜びですから 気にしないでください。」 と・・・  まったくありがたいことです。


「ほたるの池」にいよいよ 幼虫を放しました。 昨年より 幼虫の餌となる 「かわにな」を飼育して 準備していた池です。
今回は「源氏蛍」を100匹、3月に「平家蛍」を100匹入れる計画です。

届いた幼虫 これで 100匹。
体長2~3cmです。

息子の浩太と 市川さんに手伝ってもらて 放流!

6月になったら ほたるが飛ぶ! その姿が 今から見えます。


    もうすぐ春です!