檀家さんと 佐渡へのバス旅行に行ってきました。
佐渡は 日蓮聖人が 流罪となり 足掛け三年の間ご苦労された地、しかしながら、日蓮宗の御本尊となっている「大曼荼羅」を初めて認められ、また私たちの信仰の要となる 「開目抄」や「本尊抄」といった多くの重要な著述をなされた 聖地であります。
(私を含め 総勢26名です)
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朝の5時に出発し、 12:35新潟港よりフェリーに乗り、15:05 予定通り 佐渡両津港に着きました。
日蓮聖人の銅像
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高さ26m 重さ重さ100t
各地に存在する日蓮聖人像の中でも
もっとも大きなものだそうです。
平日の夕刻、
他には誰もいない空間で この像を見上げながら
全員で 気持ちよく お経をあげさせていただきました。
翌日、快晴! 標高 850mの 『白雲台』へ。 紅葉の真っ盛り、でした。
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ここから お寺参詣。
事前にお願いをしておいた 「本興寺」様にて 、富田ご住職より 読経~法話をいただき
日蓮宗佐渡三本山のひとつ、 『妙照寺』 へ
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茅葺きの本堂です。
「毎年、傷んだ茅を補修するのが 大変です」
と ご住職が・・・
ここでは 本堂に上がって お経をあげさせていただきました。
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この日は 現地の 美人ガイドさんに乗り込んでもらいました。 一日目は 私メが努めたのですが さすがに プロは上手! 車内が 華やかさと和やかさ で包まれます。
『真野御陵』=順徳天皇火葬塚
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順徳上皇は「承久の変」で 島流しとなり、
22年の在島の末、帰京の望みも絶え、
絶食のはてに1242年9月12日に46歳で崩御。
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慶子(よしこ)女王; 佐渡で生まれた順徳天皇の第1皇女。
これは 『佐渡歴史伝説館』に展示されている コンピュータ制御の人形。
驚くほど精巧、なめらかな動きで セリフを語ります。
『妙宣寺』
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日蓮聖人の弟子、阿仏房(あぶつぼう)を祀るお寺
阿仏房は 念仏宗の僧侶でしたが 日蓮聖人に
法論を挑んで敗れ 以後深く帰依し
妻、千日尼とともに 監視の目を盗んで
食料などを 届け、
佐渡での日蓮聖人を支えた方です。
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『根本寺』
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日連聖人が 最初に監禁された 「三昧堂」のあった所。
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この後、『トキの森公園』で 「トキ」 を見学し、
ホテルへ・・・
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翌日 再び フェリーに・・・
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夜 8時、 無事 到着しました。
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昨年の 「お会式」の後、世話人さんたちと 食事をしているときに 誰からともなく 「なあ 住職、今度 世話人会の後、皆でメシでも食うか~」
世話人会とは 年に一度開催される株主総会のようなものと 私は位置づけているのですが どこか形式的なものでしたから こんな意見が 皆の方から出たことが 正直、とっても嬉しかったです。
今年の2月、その食事会の席で このバス旅行を私が提案し、皆がノってくれて 今年の年間計画にはなかったのですが 即、実行!に移しました。
それまで 毎年毎年 年間計画表の中で 「バス旅行なども考えているのですが いかがですか?」 と呼びかけても 何の反応もなかったのです。
何事においても 皆の心に浸透し 認められるまでには それなりの時間が必要なのだ、 と実感させられた
十年目の秋、でした。
(ホテル前の 加茂湖 よりの 日の出)
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天候に恵まれ、メンバーに恵まれ、ドライバー、ガイドさん、すべてに恵まれ、佐渡で出会った方たちも また皆イイ人たちで・・・
最後まで笑いの絶えない すばらしき 三日間を過ごさせていただきました。
参加者から お礼の電話とともに 「来年はどこですか~?」 と問い合わせが・・・